日本と韓国で伝統の漁を受け継ぐ海女たちが集まり、課題を話し合う「海女サミット」が三重県志摩市で始まり、担い手の育成などについて意見を交わしました。
ことしの「海女サミット」には、三重県や石川県など全国10の府県と韓国のチェジュ(済州)島からおよそ100人の海女が参加しました。
はじめに、三重県志摩市の海岸で伝統的な素もぐりの漁を受け継いでいる地元の海女が、およそ5000個のあわびの稚貝を放流しました。
続いて開かれたシンポジウムでは、深刻になりつつある海女の後継者不足について話し合いました。
このなかで、三重県鳥羽市にある「海の博物館」が周辺の地域で行った調査で、15年前は1300人ほどいた海女が、現在はおよそ6割に減っていることが報告されました。
参加者からは、海女の魅力を発信していくことや、行政と協力して全国から海女の希望者を募集して、担い手として育てていく事業などに取り組む必要があるといった意見が出ました。
3人の子どもを育てているという志摩市の39歳の海女は、「子育てをしながらでも時間をうまく使って働くことができるので、若い人たちに勧めたいです」と話していました。
海女サミットは26日も開かれ、一般の参加者と海女の交流会が行われます。(NHK)
杜父魚文庫
17549 日韓の海女が三重で「サミット」 古澤襄
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