18799 大阪維新会が「除籍」、維新の党も「除名」処分    古沢襄

小選挙区になってから国会議員の質が悪くなったと思っているから、浪速のエリカ様・上西小百合議員をめぐる維新の党の騒動も、せいぜい週刊誌ダネと判断していた。

私が第一線で国会取材をしていた六〇年安保から七〇年安保にかけての十年間は、国論を二分する与野党対決の時代だったが、国会議員の質はこんなに低くない。野党の社会党の論客にも耳を傾けるべき点があった。

とは言うものの、これだけ世間を騒がせているからブログに一度だけは掲載しておこうと軽い気持ちで載せたのが「①上西小百合議員”事実と違う”と最後まで強弁」の記事。

それが何と四月四日のブログ・トップ10の一位で読まれている。大阪維新会が上西氏「除籍」処分、ついで維新の党も上西氏を「除名」処分にした。

さらには大阪維新会は「上西氏の言動に問題多く、改善の見込み全くなく…」と上西氏「除籍」文書の全文を発表した。

上西氏は比例代表議員だから維新の党から除名処分となれば、議員辞職するのが筋というものだろうが、ご本人はその気はないらしい。質の低い国会議員の醜態を天下に晒すことになった。

■維新の党も上西氏を除名処分 

維新の党は4日夜、大阪市内で党紀委員会を開き、「国会病欠旅行」疑惑が浮上した上西小百合衆院議員(比例近畿)を除名処分にすることを決めた。委員会後、松野頼久幹事長が記者団に明らかにした。これに先立ち、党傘下の政治団体「大阪維新の会」も除名処分にしている。

党最高顧問で大阪維新の橋下徹代表は4日、大阪市内の街頭演説で、上西氏に議員辞職を求めたものの拒否されたことを明らかにした上で「二度と大阪維新の会からは公認しない。あの議員とは二度と付き合わない」と厳しく批判。「29歳あたりで国会議員にさせてしまった僕の責任だ」とも語り、謝罪した。

橋下氏とともに街頭演説した維新の党の江田憲司代表は「国民の疑念を招いた点で責任は極めて大きい。(党としても)厳しく処断をしたい」と述べていた。(産経)

■「言動に問題多く、改善の見込み全くなく…」 大阪維新、上西氏「除籍」文書の全文 
 

維新の党傘下の政治団体「大阪維新の会」が4日発表した「上西小百合衆議院議員の措置について」と題する文書の全文は以下の通り。

大阪維新の会は、大阪維新の会倫理規則に基づき、下記理由により上西小百合衆議院議員を除籍とする。

〈理由〉平成27年3月13日に開かれた平成27年度予算採決が行われる衆議院本会議の前日に、体調不良のため医師の診断を受け、また診断書を受領しているにもかかわらず、同日夜に会食に出かけ、その後3件ほどお酒の出る飲食店を回った。

翌日、体調が優れず予算採決の衆議院本会議を欠席したが、大阪で一人暮らしをしている家で療養することを理由に、午前中に東京から大阪に新幹線にて移動した。

上記の行動に疑義を抱いた報道機関の取材に対する対応において、被処分者は「事務所を通じてくれなければ取材拒否」などと繰り返し言を発し、秘書も言葉を荒らげ不適切な対応をした。

これら一連の行動は極めて不可解な行動であり、さらに被処分者の日頃の言動については問題が多く、現在大阪維新の会府議団預かりとして指導を受けているところであるが改善の見込みは全くなく、また被処分者の当該秘書の言動について問題があることも数多く指摘されている。

納税者の視点で税の使い方を厳しくチェックすることを原点とする大阪維新の会としては、被処分者および当該秘書の給与に対して国民の税金を充てることを是認できない。(産経)

■四月四日のブログ・トップ10

①上西小百合議員 「事実と違う」と最後まで強弁 古沢襄
②中国主導「AIIB」不参加は良策か失策か  古沢襄
③21世紀の脱亜論は大陸国家が選択すべき課題 古沢襄
④ブログに新規アクセスしてきた十六カ国    古沢襄
⑤米日と欧州に「亀裂」、人民元のIMF特別引出権採用でも 古沢襄

⑥週刊誌をにぎわす国会議員の醜聞の数々    古沢襄
⑦中国海軍、イエメンからの外国人避難を支援  古沢襄
⑧書評『21世紀の脱亜論――韓国・中国との訣別』 宮崎正広
⑨村山元首相、中国・抗日式典出席へ    古沢襄
⑩中国のアジアインフラ投資銀行への大いなる疑問  宮崎正広

 
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