■中国懸念を払しょくできず
[ニューヨーク 25日 ロイター]25日の米国株式市場は6日続落。相場は序盤に急反発し、ほぼ終日堅調に推移した。ただ、中国経済をめぐる懸念が根強く、終盤にかけて失速し、結局は下げに転じてこの日の取引を終えた。
この日は劇的な相場展開となり、主要指標は大引け直前まで3%近く上げていたが、取引終了間際の数分間に急速に下げに転じた。
中国政府はこの日追加利下げを発表したが、中国経済の減速が世界経済の足を引っ張ることへの投資家の懸念を払しょくすることはできなかった。中国株は24日の8.5%安に続き、25日も8%近く下落した。
キングスビュー・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルテ氏は「市場参加者は、海外の状況や今晩何が起きるかについて依然として神経質になっている。何が起きるのか、座して眺めようとする者はいない」と話した。
ダウ工業株30種.DJIは204.91ドル(1.29%)安の1万5666.44ドル。
ナスダック総合指数.IXICは19.76ポイント(0.44%)安の4506.49。
S&P総合500種.SPXは25.60ポイント(1.35%)安の1867.61。
24日にダウ平均は一時1000ポイント超値下がりし、S&P500種は1日としては2011年以降で最大の下げを記録した。
S&P500種はこの1週間で11%下落した。
この日はS&P主要10業種すべてが値下がりし、S&P公益株指数.SPLRCUが3.2%下落して全体の下げを主導した。
総合エネルギー企業のペプコ・ホールディングス(POM.N)は16.5%の大幅安。ワシントンDCの当局が米原子力大手エクセロンによる68億ドルの買収提案を認めず、交渉に大きな打撃を与える可能性が出てきたことが材料視された。
経済指標では、8月の米消費者信頼感指数が7カ月ぶりの高水準となった。また、7月の新築1戸建て住宅販売戸数は増加し、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げできるだけの景気の底堅さを示す新たな材料となった。
米家電量販大手ベスト・バイ(BBY.N)は%12.6上昇した。四半期売上高が予想外に増加したことが手掛かりとなった。
騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が下げ1721で上げ1384、ナスダックが下げ1480で上げ1379だった。
BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約104億株で、8月の平均である75億株を上回った。(ロイター)
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