4852 ”被疑者”の扱いで黙秘権も告知 古沢襄

24日の朝刊紙面は小沢民主党幹事長が東京地検特捜部の事情聴取に応じて、聴取後、記者会見した内容の一色となった。小沢氏は事件への関与を全面否定している。
特捜部の事情聴取には小沢氏側の弁護人が立ち会うことは許されない。あくまで”被疑者”の扱いを受けて、黙秘権があることまで告知された。
聴取内容については、当然のことながら検察側は発表しないし、小沢氏側が非難する検察のリークもない。内容について分かるのは、小沢氏が行った記者会見だけである。これも当然のことだが、被疑者にとって不利な発言をする筈がない。
この前提で小沢会見をみるわけだが、それでもなお検察側の意図が透けてみえる。
検察側は逮捕した石川知裕容疑者(衆院議員)の容疑事実を固めるために、小沢氏の任意取り調べが必要だったという予測は外れた。完全に小沢氏本人の関与を疑い、立件しようとしている。まさに「敵は本能寺」にあった。被疑者として黙秘権があることを告知し、聴取の内容は二通の調書で署名を取られた。
検察側はこの調書と石川氏らの供述の違いを突いてくるであろう。
小沢氏はまた収支報告書の虚偽記載容疑について関与を否定した。記載内容の報告すら受けていないと主張した。さらに水谷建設などゼネコンからの資金提供も「不正なカネは一切受け取っていない」と否定している。
この点が石川容疑者の供述と食い違っている。
特捜部は小沢氏に対する聴取内容を詳しく調べたうえで、小沢氏の刑事責任を追及を視野にいれた捜査を進める方針でいる。
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