旧制上田中学(現 上田高等学校)の応援歌で「千曲の流れ」というのがあった。
1 千曲の流れ絶間なく 浅間の煙つきやらず
栄ある歴史残しつつ 星霜ここに六十の
2 松尾城頭学舎(まなびや)に 歓喜の声のみちみちて
をどる血潮湧きたちぬ ふるへやふるへ我が選手
ラ上田ラ上田上田 上田フレ
夏になると、千曲川で抜き手を使って川泳ぎををしたり。早朝は毛針を使ってハヤ釣りに興じた少年時代が懐かしい。
上田高等学校の校歌には、次のようなものがあった。
1 秋玲瓏(れいろう)の空衝(つ)きて ゆふべ太郎の峰高し
春縹渺(へうべう)の末けむる あした千曲の水長し
2 関(くわん)八州の精鋭を ここに挫(くじ)きし英雄の
義心(こころ)のあとは今もなほ 松尾が丘の花と咲く
3 古城の門をいで入りて 不動の心山に見る
我に至高の望あり 挙世の浮華(ふくわ)に迷はむや
4 たふとき霊血(みたま)に承(う)けて 不断の訓(をしえ)川に汲(く)む
我に至剛の誇あり いざ百難に試みむ
上田に行くと、中学の同級生が寿司屋に集まって、昔話に興じた。酔った勢いで校歌や応援歌を口ずさむのだが、満足に歌えた記憶がない。
いつも歌えたのは応援歌の「千曲の流れ絶間なく 浅間の煙つきやらず」まで・・。それでも涙ぐむ仲間がいた。その仲間の多くは、この世にはいない。
<a href="http://www.kajika.net/">杜父魚文庫</a>

コメント