1155 小沢辞任は“世界史のゴミ記事” 宮崎正弘

世界のマスコミはパキスタンの事実上の二回目のクーデタ(ムシャラフの戒厳令布告)を大きく伝えている。世界史を揺さぶる出来事だからだ。
欧米、とくに米国のアフガニスタン、イラン政策に密接に繋がる。インド洋上の給油しかできなかった日本にとってはお呼びでない話だが。。。
さて世界のマスコミにおいて、小沢辞任は日本の国内政治であって、「テロ特措法延長に反対して日米同盟に亀裂を生じさせた主犯」くらいの扱い、だから辞任劇はゴミ記事である。「永田町の不動産屋」にページを割くよりは、もっと大ニュースがあるからだ。
本日、11月5日は世界経済史において特筆すべき『大事件』が起きる。
ペトロチャイナがNY、香港についで、上海株式市場に上場するのだ。そして、何がどうなるかと言えば「時価発行総額」で、世界一企業の「エクソン・モービル」を、ペトロチャイナが抜き去ることになるからである。
ペトロチャイナは過去十年で株価が14倍になるほどの「異様な」成長株。
世界一の投資家ウォーレンバフェットが保有していたペトロチャイナ株を全株売り払って、33億ドルは稼いだのは十月末の出来事。
ペトロチャイナは、原油一バーレル100ドル突破を前にして、沸騰する上海でも上場され、これまでのエクソンとの260億ドルの時価発行額の僅差を埋める。現在の時価発行総額は4400億ドル。
つまり2007年11月5日は、ペトロチャイナが「世界一」の座をしめることになる“記念すべき日”となる。永田町の不動産屋が、どれだけの資産をもっていていも、ペトロチャイナには叶わないでしょ。
そして、二十年前、世界一の富豪といわれていた人物をご記憶ですか? 堤義明氏です。おなじく二十年前、世界一の銀行をいわれていた企業をご記憶ですか? 日本のDKB(第一勧業銀行)です。
二十年後、あとかたもなくなりました。明日のペトロチャイナ、おなじ運命を辿る?きっと。(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より)

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