米国のCNNだから米艦船が黒海に入りグルジアに到着したニュースは人道支援として大きく扱った。逆にロシアのメデイアは米艦船は人道支援物資だけでなく武器もグルジアに搬入したと非難した。
ロシアのメドベージェフ大統領は”米ロ新冷戦”を怖れないと強硬な態度。ここで弱腰の妥協的な態度をみせればロシア国民の支持を失うという懸念がありありと見える。
米国もロシアと対決する強い姿勢をみせる。外交に弱いとされる民主党のオバマ大統領候補の足元をみて、共和党のマケイン候補に有利となる”米ロ対決”の図式を作ったと勘ぐりたくなる。
米ロ双方が突っ張り合う危機的状況はヨーロッパ各国も作りたくない。フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相がロシア説得で動くのではないか。しかし米大統領選がらみの思惑があれば、11月頃までこの対立図式が続く可能性がある。
<ロシア軍が軍事介入、武力衝突が起きたグルジア情勢で、同国駐在の米大使館報道官は27日、人道支援物資を積んだ米沿岸警備隊の巡視船ダラスが27日、グルジアの黒海沿岸にあるバトゥミ港に接岸することを明らかにした。
同船は当初、ポチ港に寄港する予定だったが、軍事衝突後、ロシア軍が依然、同市に駐留している。ロシア政府は米軍艦船のポチ接岸を拒否したともされる。
AP通信によると、ロシア軍参謀本部のノゴビツィン次長は、グルジア支援を視野に黒海に出動している北大西洋条約機構(NATO)加盟国の海軍艦船について悪意ある行動と非難した。
米国は親欧米派のグルジア情勢の混乱を受け、物資支援活動を本格化。これまで軍用機が50回以上にわたって物資などを搬送している。また、米海軍艦船は先にバトゥミで飲料水、ミルク、幼児用食糧などを積み下ろしている。
ロシアのメドベージェフ大統領は26日、グルジアの南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を認める大統領令に署名した。自治州、共和国とも親ロシアで、グルジアからの分離などを求め、「主権」も宣言していた。この承認は欧米諸国の非難を一斉に浴び、ブッシュ米大統領もグルジアの主権侵害と弾劾している。
米沿岸警備隊の艦船到着は、メドベージェフ大統領の独立承認後、米艦船による支援の第1弾となる。米海軍は他の艦船もグルジア支援の準備をさせている。(CNN)>
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2192 グルジアで米ロが突っ張り合い 古沢襄
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