北朝鮮のポスト金正日について、米ワシントンのブルッキングス研究所で、在米研究員のキム・グァンジン氏は金正日総書記の妹婿・張成沢氏が過渡的に権力を継承することが、最有力視されると述べた。三男・ジョンウン氏による父子権力世襲は、ジョンウン氏が若く経験が浅い点を指摘している。ワシントンから聯合ニュースが伝えている。
朝鮮労働党中央委員会行政部長の張成沢氏は、金正日総書記の実妹・金敬姫の夫で六十三歳。金ファミリーの一員で金正日側近といわれる。
張成沢氏はアメリカ政府から、金正日政権崩壊後のキーパーソンの一人として注目を集めていた。一時は金敬姫とともに長男金正男の後見人と目された時期もある。また軍部強硬派を掌握できているか、疑念を持つ向きもある。
しかし二〇〇九年二月に金正日総書記の健康が悪化が伝えられた時に、張成沢氏は三男・ジョンウン氏を後継者にするよう金正日総書記に働きかけたとされている。
この点についてキム・グァンジン氏は金正日総書記が権力を握っている限り、強い相互監視の下、北朝鮮軍部でクーデターが発生する可能性は極めて低いとの見方を示した。
また、張成沢氏による権力継承を成功させるには、金正日総書記の政策の修正や否定が必要となるため、次期政権は結局、改革と開放、社会主義の解体などにつながり得ると指摘した。
<【ワシントン28日聯合ニュース】北朝鮮の権力継承は金正日(キム・ジョンイル)総書記の後すぐに世襲となるのではなく、張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党中央委員会行政部長による過渡的継承が最有力視されるという意見が出された。
元脱北者の在米研究員、キム・グァンジン氏が27日、米ワシントンのブルッキングス研究所で「金正日以後:より良い人権保護を期待できるか」をテーマに講演し、金総書記死後の権力承継のシナリオと北朝鮮体制の変化の可能性について、このように述べた。キム氏は、朝鮮国営保険公社(KNIC)シンガポール支社に勤務した後、2003年に家族とともに韓国側に脱出した。ことしから米国の北朝鮮人権委員会で、研究員として活動している。
キム氏は、北朝鮮の権力継承について▼金総書記の三男・ジョンウン氏による父子権力世襲▼金総書記の妹婿で北朝鮮内実力者の張成沢部長または集団指導体制による過渡的な非世襲継承▼永久的な非世襲継承――の3つのシナリオを挙げた。このうち、過渡的な非世襲継承の可能性が最も高いとしている。その理由として、現在、有力な後継者とされるジョンウン氏が若く経験が浅い点や、金総書記の健康悪化による突然の権力空白に対する懸念などを説明した。
ただ、どのような権力継承になっても、現在の北朝鮮体制が全的に1人支配体制だという点から、次期政権では金総書記の政策を固守することはできない可能性が高いと見通した。また、権力継承を成功させるには、金総書記の政策の修正や否定が必要となるため、次期政権は結局、改革と開放、社会主義の解体などにつながり得ると指摘。これに備えた米国の対応が必要だと強調した。
キム氏は、米国の対北朝鮮政策は、核問題という単一のイシューから脱し、人権などさまざまな次元から扱えるようアプローチ方法を変えるべきだと主張している。北朝鮮の変化を導き出すため、国際社会の積極的な介入も必要だと述べた。
これとともに、金総書記が権力を握っている限り、強い相互監視の下、北朝鮮軍部でクーデターが発生する可能性は極めて低いとの見方を示した。このほか、国連の対北朝鮮経済制裁にもかかわらず平壌の経済状況は良くなっているように見受けられると、一部訪朝者らが伝えたことについては「過去に北朝鮮が苦境にあったころ、平壌により多くの投資を行った例がある。今もその可能性がある」との見解を示した。(聯合)>
杜父魚ブログの全記事・索引リスト
4249 北・張成沢氏の権力過渡継承が有力 古沢襄
未分類
コメント
こんにちは
韓国情報サイト【アナバコリア】です。
弊社は、皆様に韓国の穴場情報を提供し、韓国の穴場でお得な情報をお届けしています。
その他、韓国料理レシピや韓国の政治/経済ニュースや韓国芸能ニュース情報も提供しております。
韓国穴場情報が満載の【アナバコリア】のHPにぜひ一度アクセスしてください。