「似ている?」「だから何だ」上海万博って偽物展示世界博覧会。マスコット「海宝」はガンビー、中国館は安藤忠雄氏セルビア日本館。
上海万博のPRソングが日本の歌手が昔歌ったものとそっくりで、マスコット人形は1920年代に米国を席巻したガンピードールそっくり。おまけにメインの中国館の外形は安藤忠雄氏がセルビア万博に設計した日本館そっくりで、何だみんな盗作じゃないか。しかし「だから何だ」と開き直るのが中国人の特性。
大学教授は他人の論文を盗用し、学長クラスに賄賂を贈るのが常識。女子大生は担任教授とネルのが卒業の条件という。小中学校では担任に「贈り物」の金額が多い順番で生徒の成績が決まり、特許弁理士は外国から申請のあった特許を「自分」の名前で出願し、日本でもたもたしている商標登録は「仮面ライダー」「くれよんしんちゃん」のように勝手に登録する。
外国小説の翻訳は勝手におこなって著作権は支払わず、ともかく独自の発想がなければ他人の真似をするのが一番という倒錯した考え方をする。外国から文句を言われると「んなら過去五百年さかのぼって活版印刷と火薬の特許料を支払え」と突拍子もない要求になる。
盗作、改竄、偽造、でっち上げは得意中の得意芸であり、南京大虐殺も三光作戦も731部隊も、全部でっちあげでした、と自らばらしたようなのが、一連の上海万博偽物事件ではないか。
ルイビュトンやブルガリのハンドバックなど、秀水市場へ行けば偽物が山をなしていて、しかもそれを買いに来ているのはアメリカ人が一番多いというのも何かの皮肉だろう。
だから最近中国人がどっと日本に観光旅行で来たら、銀座のデパートでルイビュトンやらティファニーやらオメガやらブルガリを買う。「まさか、日本の百貨店では偽物を売らないでしょ」というのが彼らの台詞。
三十年前に台湾からの個人の観光ビザがOKになったとき、どっとやってきた台湾の人たちは魔法瓶と武田胃腸薬とを買い、秋葉原へ行き、だいたい買うものが決まっていたので目端の利く旅行代理店など、それらを全部揃えた土産屋を開いた。
同じことをやっているのが中国人旅行社だが、金持ちのツアーも一巡して、最近の中国人ツアーはそれほどカネを使わないとぼやいていた。いざ上海万博が開幕したら、次は展示品に偽物がいくつ出るか、ニュースが楽しみである。
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(( 特別寄稿 ))[普天間基地の移転先:軍事上、成り立たない愚案の連続] 高井三郎
普天間基地の移転先は、民主党政権の意図どおりに解決する事なく、自民党政権時代に決めたキャンプ・シュワブ沖に落ち着くのではなかろうか。あるいは、米国は普天間基地の使用を継続し、1990年代から開発中の洋上基地(後述)が実用化次第、これに切り換える可能性も絶無でない。
さながら藪を突いて蛇を出すに等しい混乱を招いて国民の期待を裏切り、更には安全保障態勢下のパートナ-、米国の対日信頼感を損ね、近隣の中国、北朝鮮、韓国、ロシアに益々侮られる材料を与えた政治の責任は重大である。これまでの半年間を顧みるに、現政権は、沖縄県民の基地の負担軽減というポピュリズムだけを掲げ、日米安保体制下における国防上の必要性も軍事効率も念頭にない愚案を幾つも挙げている。
この機会に、一般のメデイアが殆ど報道しない軍事上の視点からの政府案の非合理性を検証する。
先ず、普段は戦闘機約50機が常駐し、戦時に100機以上が増強される嘉手納に、ヘリ50機以上も詰め込めば、航空運用が成り立たない。昨年秋に岡田外務大臣が提案した普天間・嘉手納統合案は、在日米軍司令官、ライス中将から直言を受けて以来、沙汰止みとなる。日本の政治家が、軍事の基本的な事項を外国の軍人から学ぶとは誠に恥ずかしい話である。その前に、航空自衛隊の専門家が政治家への助言ができない非合理な防衛機構の実態に、一般国民は素朴な疑問を抱くであろう。
キャンプ・シュワブ用地への滑走路新設案は地積が狭くなり、ホワイトビーチ沿岸の埋め立て案は技術上の問題があるので、前政権時代に候補から落された。一方、下地島、伊江島、徳之島各案は、滑走路が存在するだけで、移転先としての価値は殆どない。
普天間基地は、ヘリ50機(戦時には100機)を収容可能な地積を具備する。それと同時にヘリの使用者である海兵隊戦闘部隊の各駐屯地、有事にヘリを搭載すべき揚陸艦が接岸するホワイトビ-チ軍港、辺野古弾薬庫、金武湾燃料基地及び後方支援用の那覇軍港と連携容易な態勢を採っている。
しかるに、現政権の挙げる各離島に基地を移設するためには、膨大な経費、労力、時間を投じ、駐屯地、港湾、弾薬庫等の新設が必要であるが、各離島とも、各施設を余裕をもって配置するに足りる地積が乏しい。それに加え、嘉手納基地に常駐し、大陸及び半島からの弾道・巡航ミサイル攻撃に備えるPAC-3大隊に匹敵する防空組織の配備も必要であり、その施設も建設しなければならない。
各離島の滑走路用地は、東シナ海に接しており、海中から迫る特殊部隊及びテロの攻撃を受け易い。これに対し、海岸から離れた台上の普天間基地及び本島東岸のキャンプ・シュワブ沖は、いずれも東シナ海からの脅威を緩和する地理的条件に在る。
なお前政権が決めたキャンプ・シュワブ沖の基地は、台風来襲時に、ヘリを避難させる施設をキャンプ内に設けることができるが、地積の狭い各離島は、このような条件にも欠けている。
硫黄島、グアム、テニアンへの移転案は、日米安保体制下の米軍の前方展開構想に基く沖縄駐留の意義を考慮しない暴論である。
ところでペンタゴン当局は、厄介な政治問題の伴う外国の陸地への配備の弊害を避ける洋上基地を実用化次第、展開する可能性がある。それは戦闘、兵站、航空各部隊を収容した大型タンカーのような移動基地を沖縄沿岸に配備するシステムであり、陸地への依存度を最小限にとどめることができる。(たかいみつお氏は軍事評論家。陸上自衛隊の幹部学校などで戦史・戦術の教官・研究員を勤めた。近著に『知っておきたい現代軍事用語』アリドネ企画など)。
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(読者の声)貴見の「普天間基地問題の二転三転で米国を怒らせた」という分析ですが、 冷静に考えると、鳩山政権は、政権公約通りに、米軍を沖縄から追放すべく尽力しているように思えます。
米軍を沖縄から追い出す(政権公約)→沖縄を日本から切り離す(政権公約)→沖縄は中国領となる。民主党は、日本国民の圧倒的な支持の上に成立しましたから、強気ですよね。
民主党の政権公約 http://www.dpj.or.jp/okinawavision/
日本はどうなるのでしょうか?(TH生)
(宮崎正弘のコメント)こういうことも言えませんか?徳之島断固反対集会ですが、一万五千人を集めたというのは画面を見ただけでも六千人。いつぞやの12万人とか豪語した沖縄の集会も人数を数える専門の警備会社が航空写真をコマ割りにして精密に数え直したところ、僅か一万九千でした。
徳之島の集会には外人部隊も多かった。いつものことで驚きではありませんが、最近どうして「主催者発表」の数字だけで警察発表はないのか。またマスコミ独自で数字を数えないのも怠慢なのですかね。
で、徳之島断固反対集会は、むしろ普天間居直りをきめている米国を結果的に利したでしょう。徳之島移転は軍事戦略上、すこしの利点もありません。軍事を知らない無恥(無知蒙昧)な政治家が自衛隊の意見も聞かずに議論しても仕方がないのです。
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5437 普天間基地の移転先:軍事上、成り立たない愚案の連続 宮崎正弘
宮崎正弘
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