5824 在仏華人、華僑、新移民がパリで「治安強化」を求めるデモ 宮崎正弘

フランス人の反中感情拡大のなか、暴力反対行進に一万人ほどが集結。パリが中国人に乗っ取られたようだ、という。北京五輪直前、長野市に五星紅旗が翻り、中国人が反対集会の日本人に暴行をくわえても日本の警察は中国人のデモを守った。長野は中国の植民地のようになった。あの屈辱から二年後のパリ。
6月20日、パリ十三区のベルビュー地区にあつまったフランス在住の華人、華僑、新移民ら二万人(パリ警察調べ8500名)は、治安の強化、暴力から中国人を守れと訴えてデモ行進した。
「この参加者のうち約五千人が「仏亜連盟」などの組織で、そろいのTシャツには「すべての人が安全に」(SECURITY FOR ALL)とかかれていた」(多維新聞網、6月20日)
途中でデモ隊にまぎれこんでいた華人マフィアの若者ら五十人が通行人に暴力をふるい、デモ隊が暴徒化したためフランス警察は催涙弾を打ち込み、三名を逮捕した。
フランスの媒体はシラク前大統領の養女(ベトナム人)も参加したため大きく取り上げたが、保守派の多くは眉をひそめた。
もともと事件の発端は6月1日。中国人居住区のレストランで結婚式が行われ、傍若無人の大騒ぎ、町にゴミを捨てる大声でわめくなど。抗議に来たフランス人に中国人がピストルを発砲し、警察沙汰となった。
「促喊促賊」(泥棒が逃げるときに、「泥棒」と大声をあげ、さも犯人を追っかける演技をする)の得意技をもつ彼らは先制攻撃にうつる。
ピストル発砲を棚に上げて、在仏華人の生命を守れ、治安を強化せよという呼びかけとなり、しかもこのアピールはアルジェリアなどからのアラブ人移民のほか、ラオス、ベトナム、カンボジアからの移民が多いパリでは耳目を集める。
他方、移民排斥、フランス文化を守れと訴えるルペンらの保守勢力は次期選挙でサルコジを脅かすほどの一大政治パワーとなっている。世論調査の支持率は20%近い。
ルペンの娘が同党を率いている。イタリアでも保守の伸張がつたわり、オランダ、ペルギーでは保守政党が第一党となっている。
日本は保守新党乱立でまだまとまったパワーとならない。自民党も民主党も中国からの移民歓迎、外国人にも子供手当を支払い、後者は近い将来には永住権をもつ外国人には地方参政権を与えると公言している。
とはいえマスコミがまったく無視しているが、池袋のニュー・チャイナタウンでは保守系日本人による「中華街建設反対」のデモも行われている。
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