8215 小沢氏、内閣不信任案再提出の意向   渡部亮次郎

堪忍袋の緒が切れた?
何時までも居座ろうとする菅首相を斬るには、慣例を破ってでも内閣不信任案を再提出する意向を民主党内で元代表の小沢氏が固めたと3日付の産経新聞が1面トップ4段抜きで報じた。
面妖なことに、新聞ではこう報じながらWebではなかなか報じず、私をやきもきさせた。江澤民死去と誤報したばかりの産経。自信を失っているのかなと危ぶんだが、午前10時を過ぎてようやくWebにも出した。この通りなら民主党は遠からず分裂し、政界再編成が始まる。
<民主党の小沢一郎元代表が、8月31日の会期末までに衆院に内閣不信任決議案を提出する意向を固めたことが2日分かった。複数の小沢氏周辺が明らかにした。
同一国会に同一議案を再提出できない「一事不再議」の慣例があり、自民、公明両党が再提出に慎重なため、衆院会派「民主党・無所属クラブ」による提出を目指す。
党執行部が発議に難色を示したならば、小沢氏は新党・新会派結成を視野に賛同者を募る構えだ。
周辺によると、小沢氏は8月中旬までは岡田克也幹事長ら党執行部による菅直人首相退陣を促す動きを見守る構え。それでも首相が退陣を拒めば、小沢氏自らが党執行部に不信任案提出を促す考えだという。
党執行部が提出に難色を示した場合、不信任案の発議に必要な50人以上の賛同者を集めて提出に踏み切る方針。衆院事務局は慣例を理由に会派代表の民主党幹事長の承認が得られなければ受理しない公算が大きいが、その場合は新党・新会派を結成して不信任案を提出する算段だとされる。
不信任案に関し、小沢氏は7月28日の記者会見で「不信任案は提出者と理由が違えば一事不再議に反するものではない。首相が辞めないのならば民主党議員全員が深刻に考え、決断すべきだ」と述べ、民主党・無所属クラブによる再提出に含みを残した。
首相は平成23年度第2次補正予算、特例公債法案、再生エネルギー特別措置法案の成立を「退陣3条件」に掲げながら辞任時期を明言しておらず、与野党には「3条件をクリアしても居座る腹づもりではないか」との不信感が強い。
これが特例公債法案と再生エネルギー特措法案の成立の障害となっており、岡田氏らによる自発的な退陣を促す作戦は手詰まり感がある。
小沢氏は「首相を退陣させるには不信任案しかない」と周囲に説き続けており、会期内決着への決意は固いという。(産経)>
杜父魚文庫

コメント

  1. 貧乏人 より:

    <小沢さん、何をお考えなのですか?>
    田中角栄の権力奪取の方法論は、「力=数=お金」であった。
    彼はまた「命の次にお金は大切なものだ」と述べたと言う。多分そのお金は吝嗇者のそれとは異なり、手段としてのお金ではあったのだろうが。
    彼は権力を手に入れたが、権力も目的実現のための手段であることに気がついていたのだろうか。彼は一体何を行いたかったのであろうか。日本列島改造論という著書もあるがそれも結局手段であった。
    小沢一郎氏は民主党のバラマキ政策の立案者であるが、目的が手段となり、手段が目的となるという田中角栄の円環から逃れているとは言い難い。生活が第一という標語も何との比較で序列一位だと言うのだろうか。
    もしかしたら、小沢氏にとって第二位、第三位のものこそが国民にとって本当に大事なものかも知れない。一度聞いてみたいものである。

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