きょう二十七日から在韓米軍と韓国軍合同で軍事演習が始まった。「キー・リゾルブ」と名付ける軍事演習に参加する韓国軍は二十万。韓国の聯合ニュース、朝鮮日報は緊張状態化した朝鮮半島情勢を伝えているが、北朝鮮の金正恩体制が脆弱とみて、実際には北朝鮮軍が武力行使に出ることはないとしている。
北朝鮮側は朝鮮中央通信が「今回の演習はわれわれの哀悼期間を狙った戦争策動で、われわれの自主権と尊厳に対する許せない侵害行為」と強く反発、平壌放送も「わが共和国を狙った予備戦争。戦争演習は無言の宣戦布告と変わりない」と物理的対応が伴うと警告した。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長は延坪島砲撃事件を起こした朝鮮人民軍第4軍団傘下の部隊を視察し「われわれの自主権が行使される祖国の海を、敵どもが0.001ミリでも侵犯した場合、その頭上に強力な報復打撃を見舞え」と指示した。
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が「キー・リゾルブ」など韓米合同軍事演習に対する非難を続けている。朝鮮中央通信は27日の論評で、「今回の演習はわれわれの哀悼期間を狙った戦争策動で、われわれの自主権と尊厳に対する許せない侵害行為」と強く非難した。
対外向けラジオ放送の平壌放送も、「今回の演習はわが共和国を狙った予備戦争。戦争演習は無言の宣戦布告と変わりない」と主張し、宣戦布告には物理的対応が伴うと警告した。
韓米両国は27日から来月9日まで米軍2100人と韓国軍20万人が参加する「キー・リゾルブ」演習を行い、来月1日から4月までは野外機動訓練「フォール・イーグル」を実施する。(聯合)
<27日に行われる韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」を前に、北朝鮮では金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長が表に出て、韓国に対する非難を強めている。
北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、正恩氏が延坪島砲撃事件(2010年11月)を起こした朝鮮人民軍第4軍団傘下の第403・688・493・641部隊を視察し「われわれの自主権が行使される祖国の海を、敵どもが0.001ミリでも侵犯した場合、その頭上に強力な報復打撃を見舞え」と指示した、と報じた。
また、北朝鮮の国防委員会は今月25日、報道官の発表を通じて「キーリゾルブ」や野外機動訓練「フォールイーグル」を非難し「民族に反逆するやつらと内外の好戦狂どもを葬り去るため、民族を挙げた聖戦に突入する」と述べた。
米国に対しては「米帝(米国帝国主義)の好戦狂どもに対し、わが軍隊や人民による真の攻撃・戦争がどんなものかを示すだろう。核兵器は米国だけが独占するものではない。われわれには米国の核兵器よりも強い威力を持つ戦争手段と、ほかのどの国にもない最先端の攻撃装備がある」と主張した。
韓国軍の消息筋によると、今月20日にペンニョン島や延坪島などで韓国軍が射撃訓練を行ったとき、北朝鮮軍内部で「全面戦争も辞さない」という言葉が交わされていたことが分かった。韓国軍の関係者は「まるで韓国に向かって『聞け』と言っているような印象を受けた」と話した。
軍の専門家たちは、北朝鮮が実際に武力による挑発を行う可能性は低いとみている。北朝鮮は昨年2月、軍の板門店代表部が発表したコメントでも「ソウルを火の海にする」といった表現を用いるなど、毎年行われる韓米合同軍事演習を前に脅しをかけてきた。北朝鮮問題の専門家たちは「今年、北朝鮮が特に韓米合同軍事演習を前に鋭い反応を見せているのは、金正恩体制が脆弱(ぜいじゃく)だということを示す証拠だ」と語った。
韓米両国は今月27日から来月9日にかけ、米軍の2100人と韓国軍の20万人が参加し「キーリゾルブ」を実施する。また、来月1日から4日まで、米軍の約1万1000人と韓国軍により、地上での機動訓練と空中・海上・特殊作戦などの訓練を並行して行う「フォールイーグル」を実施する。(朝鮮日報)
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9173 米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」が開始 古沢襄
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