<14日に投開票が行われた兵庫県伊丹、宝塚両市長選では、ともに現職が勝利し、日本維新の会新人がともに惨敗する結果となった。維新が大阪府以外の首長選で初めて公認候補を立てた選挙として注目されたが、維新議員の一人は「維新包囲網に敗れた」とがっくり。共同代表の橋下徹大阪市長も「実力不足がそのまま現れた」と肩を落とした。
橋下氏は15日、大阪市内で報道陣に対し「維新の会の実力不足がそのまま現れた結果。重く受け止めなければならない。選挙のときだけ候補者を出してもだめだ。維新へのNOをつきつけられた」と淡々と語った。
両市長選で選対本部長を務めた杉田水(み)脈(お)衆院議員(比例近畿)は選挙の敗因について「維新包囲網で集中攻撃を受けた。維新を脅威と受け止めている既得権益を守りたい人が、一生懸命に頑張った」と分析。ただ、「戦い方に悔いはない。組織を作る上で大きな選挙だった」とも述べた。
伊丹市長選で大敗を喫した維新新人で元市議、岩城敏之氏(52)=みんなの党推薦=は14日夜、伊丹市内の選挙事務所で約20人の支援者に深々と頭を下げ、大阪(伊丹)空港の存廃が論点となったことについて、「一定の方向性が決まっているのに、存続や廃港の議論がなされているかのようになったのが問題だった」とうなだれた。
また、宝塚市長選で次点に終わった維新新人で元市議の多田浩一郎氏(40)も宝塚市内の選挙事務所で「(過去の)市議選の時よりも反応はよくなかった」と振り返った。
一方、今回の選挙結果について自民党兵庫県連の山口信行幹事長は「維新の敗北は順当な結果」と評価。民主党県連の藤井訓博幹事長も「維新の勢いが止まった。衆院選で維新に流れた有権者が良識を取り戻した」と話した。(夕刊フジ)
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12316 橋下大阪市長 「維新へのNO」と肩落す 古澤襄
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