15093 金正恩氏、粛清を正当化「分派の汚物を除去」   古沢襄

<【ソウル=豊浦潤一】北朝鮮の金正恩キムジョンウン第1書記は1日、朝鮮中央テレビの放送などを通じ、今年の施政方針にあたる「新年の辞」を発表した。
「党内に潜んでいた分派の汚物を除去する措置を講じた」と述べて政権ナンバー2張成沢チャンソンテク氏の粛清を正当化し、独裁体制を強化する「唯一的指導体系」確立の必要性を強調した。
昨年に続いて正恩氏が自ら読み上げたもので、核・ミサイル開発に関する言及は少なく、内政面では農業を中心に「人民生活の向上」を訴えた。張氏の粛清によって国内外で広がった動揺を抑え、特に6か国協議再開に向けて動いていた中国を刺激することを避けたとみられる。
韓国との関係では、「我々は改善のため努力する」と表明し、北朝鮮が昨年9月、南北離散家族の再会を延期して足踏み状態となった南北協力を進める意向を示した。ただ、韓国では「関係が改善しなければ、韓国に責任を負わせて軍事挑発に転じる」との警戒論があり、韓国統一省は「今後注視する必要がある」としている。(読売)>
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