<「諦めなければ目指しているものができる」・・・。
フィギュア女子の浅田真央選手(23)は25日、東京都内で開いた記者会見で、日本中を感動させたフリーの演技をそう振り返った。現役続行は「五分五分」と話した浅田選手。氷上では涙をみせたこともあったが、この日は終始、和やかな表情で、「真央ちゃんスマイル」ものぞかせた。
成田空港に到着してから約2時間後、浅田選手は日本外国特派員協会(千代田区)で、一人で会見に臨んだ。
16位に沈んだショートプログラム(SP)後の心境を「どん底まで落ち込んだ」と振り返った。フリーでは、こだわってきた代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、「私を強くもさせてくれるし、成功すると達成感でいっぱいになる。一番の見せ場で外すわけにはいかなかった」。
フリーの演技後、天井を見上げてこぼした涙については「不安や恐怖心を乗り越えて最高の滑りができたので、ホッとしたのとうれしさのあまり、本当は笑顔が良かったけれど泣いてしまいました」とはにかんだ。
現役続行については「3月の世界選手権を終えてから落ち着いて考えたい」と話した後、少し上を向いて考え込み、「今のところはハーフ、ハーフ(五分五分)ですね」と答えるにとどめた。
一方、2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会会長を務める森元首相が20日、SPの演技を「ひっくり返ってしまった。あの子は大事な時には必ず転ぶ」と評したことについて感想を聞かれると、「人間なので失敗する。失敗したくて失敗はしない」ときっぱり。
「私は何とも思っていないけれど、森さんはああいう発言をしてしまったことを少し後悔しているのでは」と笑いを誘った。(読売)>
■森元首相のフィギュア発言に反発
<ソチ五輪・フィギュアスケートの浅田真央選手について「大事なときには必ず転ぶ」などと森喜朗元首相が発言したことに対し、浅田選手の身近な人物からは20日「ひどい」「かわいそう」などと反発する声が上がった。
愛知県豊田市にある浅田選手行きつけの食堂の加藤節子さん(57)は「悔しがっている本人を追い込むような言葉だ。森さんが滑ってみればいい」。
浅田選手が小中学生時代によく訪れた名古屋市の定食屋の店主井上一夫さん(67)も「人の心情を考えない発言だと思う。真央ちゃんには人の言うことは気にせず、自分の演技をしてほしい」と励ました。(デイリー・スポーツ)>
杜父魚文庫
15609 真央「私は何とも思っていないけど森さんは…」 古沢襄
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