■ベトナム 軍の艦船や警備艇約30隻を現場海域に派遣
<[マニラ/北京 7日 ロイター]南シナ海の領有権をめぐり対立する中国と東南アジア諸国の緊張が高まっている。フィリピンは、南沙諸島(スプラトリー諸島)付近で中国の漁船を拿捕。中国は解放を要請した。ベトナムは、中国が石油掘削を行っている海域はベトナムの領海と主張し、軍の艦船や警備艇を派遣。これに対し、中国はベトナムに掘削作業の妨害しないよう警告した。
ベトナム海軍関係者によると、問題の海域にはベトナム、中国双方から警備艇など数十隻が集結。衝突も起こったもようだ。だがベトナム海軍関係者は「銃音は聞いていない。中国側が発砲してこない限り、われわれが発砲することはない」と話した。
一方、南沙諸島付近では6日朝、フィリピン海洋警察が、中国漁船を拿捕した。フィリピンの法律で保護種と定めるウミガメを積んでいたという。 中国外務省報道官は定例会見で、フィリピンは漁船と乗員を解放しなければならない、と主張。「フィリピンには、一切の挑発行動をとらないよう、再度警告する」と述べた。(ロイター)>
■南シナ海で中越艦船が衝突 石油掘削めぐり、6人負傷
<【北京=川越一】中国が石油掘削を始めた南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島近くの海域で7日、掘削を阻止するために派遣されたベトナム艦船と中国艦船が衝突した。ベトナム当局者によると、ベトナム側の船員6人が負傷、数隻が損傷した。AP通信などが伝えた。
南シナ海をめぐる両国間の緊張が高まっており、事態がエスカレートする懸念もある。
同諸島付近の実効支配を強める中国の海上安全当局は3日、一方的に掘削活動の実施を発表。掘削地点から半径3マイル(約4・8キロ)以内への外国船の進入を禁じることも通告していた。
ベトナム側は問題の海域が自国の排他的経済水域であるとして反発。中国側による恒久的な掘削施設の建設を阻止するため、軍艦と武装した海上保安船など約30隻を現場海域に送ったところ、掘削装置を護衛するため派遣されていた、ベトナム側を超える数の中国艦船と衝突したもようだ。
銃撃などはなかったが、ベトナム当局は、中国船が意図的にぶつかり、放水してきたと主張。ダウ・ジョーンズ通信によると、ベトナム当局者は「中国船が体当たりをやめなければ、報復する」と述べたという。
中国外務省の華春瑩報道官は7日の記者会見で、同諸島を中国固有の領土とした上で、「ベトナム側は中国企業の正常な作業を妨害している。国際法などに違反し、中国の主権と管轄権を侵犯している」と掘削を正当化した。(産経)>
杜父魚文庫
15981 南シナ海で緊張高まる、フィリピンが中国船拿捕 古澤襄
未分類
コメント