病院から戻ったら、ヘンリー・ストークス本について、まったく正反対の情報メールがきていた。まあ、しばらくは様子をみるしかない。
出版元の祥伝社は早々と著者ヘンリー・スコット・ストークス氏の見解を発表している。10万部のベストセラーなそうだが、一番得をしたのはどこなのか?皮肉な言葉を投げたくなる。
<当該書(英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄)の各社報道について、問い合わせをいただいておりますが、あらためて著者の見解を確認したところ、以下のようなものでした。著者からのメッセージを、ここに掲載します。株式会社 祥伝社>
■著者ヘンリー・ストークスの見解
1.共同通信の取材に基づく一連の記事は、著者の意見を反映しておらず、誤りです。
2.「(南京)虐殺否定を無断加筆 ベストセラー翻訳者」との見出しも、事実ではありません。
3.著者と翻訳者の藤田裕行氏との間で、本の内容をめぐって意思の疎通を欠いていたとの報道がありますが、事実と著しく異なります。
4.共同通信は、1937年12月に南京で起きた事に関する第5章の最後の2行の日本語訳が著者の見解を反映していないと報じています。共同通信は、問題を針小棒大にしています。
著者の見解は、「いわゆる『南京大虐殺』はなかった。大虐殺という言葉は、起きた事を正しく表現していない。元々、それは中華民国政府のプロパガンダだった」というものです。
5.本書に記載されたことは、すべて著者の見解です。祥伝社と著者は、問題となっている2行の記述についても訂正する必要を認めません。ヘンリー・スコット・ストークス
杜父魚文庫
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