16197 石原慎太郎氏、平沼赳夫氏らと新党結成へ    古澤襄

■石原氏が記者会見で表明へ
<日本維新の会の石原慎太郎共同代表は29日午後、橋下徹共同代表と日本維新の「分党」に合意したことを踏まえ記者会見し、平沼赳夫代表代行らと新党を結成する考えを正式表明する。10人以上が参加の方向だ。検討中の議員も数人おり、15人程度になる可能性がある。
石原氏周辺は「分党は、日本維新と結いの党が合流するタイミングになる」と述べた。
石原氏は当初、29日午後の代議士会で分党について説明する見通しだったが、発言しなかった。日本維新は同日夜に執行役員会を開いて分党問題を協議。30日には両院議員懇談会を開催する。
29日午前の国対役員会では、出席者から分党に関し「きちんと党大会を開いて協議すべきだ」との意見が出た。
日本維新幹事長の松井一郎大阪府知事は分党をめぐり、現在の党名を維持したいとの意向を示した。「テクニカルな話として、それが一番スムーズにいく」と府庁で記者団に語った。政党助成金については「(石原氏の新党と)頭割りにする」とした。
分裂に伴い、橋下氏らは結いの党との合流に向けた政策協議を加速させる。石原氏は28日の橋下氏との会談で、結いの党とは安全保障政策や憲法観などが異なるとして「一緒には行動できない」と、分党を訴えた。(スポーツ報知)>
■橋下氏と慎太郎氏「仮面夫婦」ついに分裂
<日本維新の会が、2012年11月の「結党」から約1年半で、分裂する。共同代表を務める石原慎太郎、橋下徹両氏は28日、名古屋市で会談し、結いの党との合流話や憲法問題に対する路線の違いから、石原組と橋下組に「分党」する方針を決めた。衆院選直前、路線の違いより2人の「相思相愛」を優先して合体したが、最後は皮肉にも、ツートップの溝が埋まらなくなった。「仮面夫婦」は近く協議離婚のときを迎える。
石原氏は、橋下氏に別れを切り出す覚悟で名古屋に向かった。当初、会談は結いとの合流の前提となる共通政策に、石原氏肝いりの自主憲法制定を盛り込むか、協議する予定だった。
しかし、2人が向き合ったのは20分。石原氏は「橋下さんが結いの党と組むならそれでいい。俺が(都知事から)国会にも戻ったのは、安全保障や憲法のためだ」と切り出した。「結いの党とは理念が違う。賛同できる人と党をつくる。けんか別れでなく、ここからスタートしよう。別々の道を歩こう」。こうも伝えた。「俺は君のことが好きだ」。37歳年上の石原氏を「御大」と慕う橋下氏は、「非常に尊敬しています」と応じ、会談は終わった。
石原氏にとって、自主憲法制定は悲願のテーマ。しかし、橋下氏は、自主憲法制定を共通政策に盛り込むことに反発する江田憲司氏率いる結いの党と、合流を急いだ。野党再編をにらむ橋下氏にも、譲れないカードだった。石原氏は「護憲政党」と指摘する結いとの合流に、一貫して反対。維新関係者は「石原氏が持論を曲げる選択肢はなかった」と指摘する。2枚看板に生じた溝は、最後まで埋まらなかった。
「私は、源義経にほれた武蔵坊弁慶。橋下さんを義経で終わらせてはいけない。頼朝にしなければ」。ともに大都市の行政を担った立場から、橋下氏の手腕を高く評価してきた石原氏。政策に路線の違いはあっても、強い「橋下愛」から、衆院選直前に維新への合流を決意。選挙後、党内で生まれた東西のきしみも2人の強い絆で繕ったが、結局路線の対立が最後まで2枚看板の足を引っ張った。
同党の中田宏国対委員長代理は、BSフジの番組で「夫婦が皿を投げ合って別れるのではない。協議離婚」と表現。橋下氏に近い松井一郎大阪府知事は「石原さんもいろいろ疲れたんでしょう」と話した。
維新は衆参62人の議員がいる。石原氏は今日29日、会見し、新党結成を発表する。平沼赳夫代表代行ら旧太陽の党メンバー4人のほか、一部若手ら10~15人が同調するとみられる。橋下氏には「大阪組」議員を中心に同調するとみられるが、維新を離れる議員も予想され、維新は「3分裂」の可能性も指摘されている。
 ◆橋下、石原両氏の経過 2012年衆院選で、石原氏率いる旧太陽の党が維新と合流。合流前の11月15日、石原氏は橋下氏を源義経に例え、「僕は義経にほれた武蔵坊弁慶」と述べた。
しかし、合流当初からすれ違いがあり、原発推進派の石原氏は「2030年代までにフェードアウト」の衆院選党公約に納得しないまま選挙を戦った。衆院選では54議席を獲得するも第3党止まりで、首相指名選挙をめぐり2人の意見が一時対立。
13年5月13日、橋下氏が従軍慰安婦に関して発言すると、同19日に名古屋市で緊急会談し石原氏は橋下氏に「何か言う時は事前に言って」「ツイッターはやめた方がいい」と注文。
今年1月10日には、橋下氏が結いの党との政策協議に慎重な姿勢を示す石原氏に「石原さんの個人的な認識」と述べた。
3月26日には、石原氏が原発政策をめぐり見解が異なる橋下氏について「キャリアが違うのだから考え方も違う。仕方がない」と冷めた見方を示した。同時に大阪都構想について「大阪都構想ってよく分からない」と、疑問を投げかけていた。
 ◆分党 橋下、石原両共同代表が合意した「分党」は法律に明記された用語ではなく、政党助成法に基づく政党助成制度は「分割」と「分派」に分類。党が分かれた際、議員数に応じて政党交付金を分配するのが「分割」。一部議員が脱退したと位置付け分配しないのが「分派」。いずれになるかは党の届け出に基づく。(日刊スポーツ)>
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コメント

  1. momo より:

     平沼さんの性格だから仕方が無いが、石原さんとは離れた方が良い。亀井静香さんの方が「面白い」。次の新党代表は中山恭子さん。“その時”が来ました。

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