16426 われわれはいつでも逃げ出す用意ができている   宮崎正弘

■リビアの二の舞にはならない イラク南部四カ所の石油鉱区に中国人が一万、サマラに機械関係が1000名
バグダットから米国大使館員は南部バスラへ移動した。かわりに米国特殊部隊が最大300名派遣される。イラクにいる日本人もあらかたは国外へ去った。バグダッド陥落が射程に入ったからだ。
イラク北西部から南下をつづける武装勢力は、ISIS(イラク・レバントのイスラム国)を中核に旧バース党と旧サダム体制下の軍人らが混入して、さらに勢いを増し、シリア国境を軍事的に制圧した模様(6月21日現在)。ISISをISILと書くメディアもあるが、同一である。
さて南部にある石油鉱区のうち、四カ所が中国の石油メジャーの鉱区である。
いずれも中国国有のペトロチャイナ、シノペック、CNOOC(中国海洋石油)が石油掘削をつづけ、およそ10000名の中国人が働いている。サマワには金属関係精密機械エンジニアなど、およそ千名が働いている。
 関係者に拠れば「リビアの二の舞はごめんだ。われわれはバグダットが危機に陥る前に、逃げ出す用意は調っている」とグローバルタイムズに取材に応じているという。
それにしても、リビアでは36000名が脱出した。ベトナムの反中暴動では7000名が脱出した。逃げの名人?
逃げるとなると早業が特技の中国人、そういえば前線司令官は攻撃を命じて、真っ先に逃げ出したものだった。
杜父魚文庫

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