17492 米国がしっかりけん引すれば、落ち着いてくる    古澤襄

■株安で甘利再生相 ロイター東京
[東京 17日 ロイター]甘利明経済再生担当相は17日、閣議後会見で、このところの株安傾向について、米国がけん引役としてしっかりすれば、落ち着いてくるとの見方を示した。
世界で株安が進んでいることについて、甘利経済再生相は「世界最大のけん引エンジンが不調をきたしたということで市場関係者は心配している。ただ、米経済のファンダメンタルズは悪くない。直近のデータでは鉱工業生産もいい数字が出始めている」と指摘。「米国がけん引役としてしっかり復帰すれば、落ち着いてくると思う」と述べた。
さらに「あとはEUのデフレ懸念だが、日本が回復してきた経緯を参考にしてもらっていけば、そう深刻になることではない」との見方を示した。
原油価格の下落が続いていることについては、ガソリン高騰などに苦しんでいた地方にとっては助かるが、「中東地域の安定ということからすると、サウジの価格の損益分岐点を下回る状態が続くと別の心配が出てくる」と指摘。「産油国、消費国の経済バランス、国内安定バランスが一番とりやすいところで落ち着いてくれるのがいい」と語った。
今週行われた環太平洋連携協定(TPP)の日米事務レベル協議については、「事務レベルで処理すべき問題でかなりの前進があった」と評価した。ただ「部分的にヤマを超えているところもあるが、決着しているということではない。まだいくつか大きなハードルは残っている。(月末の)シドニーの閣僚会合までに引き続き事務レベルで努力したい」とした。
TPP全体の合意については「ルール分野が遅れている。日米がヤマを超えることがシドニーでできれば、あとはルール分野をどれだけ加速できるかにかかる」との見解を示した。
小渕優子経済産業相の資金管理団体で不透明な収支が指摘されている問題については、「大臣自身が事情をよく調べるという話だ。それを見守りたいと思う」と述べた。
また「政治資金については最終的に政治家が責任を持って説明できるようにしないといけない。現場の作業は事務方に任せているところがあり、本人が詳細を把握してないと思う。いずれ説明される時がくると思う」と語った。(ロイター)
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