18128 オバマ・チームが一斉に退場するのは必定    古澤襄

再選できずに一期でホワイトウハウスを去ったカーター大統領の末期には、カーター・チームが見るも無惨に影響力を失っている。世上、オバマはあと二年というが、中間選挙で惨敗した米民主党は上下両院で過半数を失ったからカーター当時よりも政治的に厳しい立場にある。
二〇一六年十一月八日が米大統領選。来年の六月に米共和党全国大会、その一、二ヶ月後に米民主党大会が行われる。二〇一七年一月に新大統領と副大統領当選者が正式決定して一月二〇日に新大統領の就任式。
あと二年どころか二〇一六年の声を聞くと、アメリカはお祭り騒ぎの大統領選一色になると思わねばならぬ。仮にヒラリー・クリントンが米政治史上初の女性大統領になるにしても、オバマ・チームが一斉に退場するのは必定であろう。
そんな空気を反映して米メデイアのオバマ・チームに対する質問も遠慮会釈がない。オバマ批判で保守系の米FOXテレビは米国務省のサキ報道官を「あの女は、力量不足に見える」とキャスターが言い放った。言い過ぎだろうと思ったが、明らかにオバマ・チームに対する嫌がらせ。
そのサキ報道官は六日の記者会見で、「五日の記者会見で日本の村山談話と河野談話に言及したのは、日本政府への圧力と見る人々がいる」と追及されて、「そのような意図はなかった」と釈明した。オバマ・チームに対する風当たりが強くなっているのだから、発言は慎重にした方がいい。
安倍首相は五日の記者会見で「村山談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を引き継いでいく。安倍政権として、先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、今後アジア太平洋地域や世界のためにさらにどのような貢献を果たしていくのか、世界に発信できるようなものを考え、新たな談話に書き込んでいく」と述べていた。
杜父魚文庫

コメント

  1. momo より:

    前の戦争にいたるころ、米大統領側近の共産主義スパイがさかんに日米戦争に誘導煽っていたのを思いだしまた。今度は嵌められないように、国内対策も重要だとおもいます。

タイトルとURLをコピーしました