5390 内閣支持、続落23.7% 時事世論調査 古沢襄

時事通信社の全国世論調査は、このところ鳩山内閣の支持率低下を占う先行指標の役割を果たしている。久しく政府系の世論調査を手がけてきたから、世論調査の精度が高いのかもしれない。
それにしても内閣支持率が23・7%まで落ち込んだのは驚くしかない。もはや危険水域どころか沈没寸前の危機に瀕している。
「政治とカネ」の問題だけならば、支持率低下はここまで落ち込まない。やはり普天間移設をめぐる昨年からの迷走が、米政府の不信を招き、日米関係を悪化させただけでなく、沖縄県民や日本国民の信頼感を失ったといえる。
<時事通信社が9~12日に実施した4月の世論調査によると、鳩山内閣の支持率は前月比7.2ポイント減の23.7%となり、政権運営の「危険水域」とされる2割台に落ち込んだ。不支持率は同8.0ポイント増の56.5%だった。
小沢一郎民主党幹事長らの「政治とカネ」の問題に加え、米軍普天間飛行場移設問題で鳩山由紀夫首相が「5月決着」を公言しながら進展していないことなどへの批判が背景にあるとみられる。
調査は、全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。回収率は67.1%だった。
参院選比例代表の投票先では、民主が17.7%(同3.4ポイント減)、自民が16.8%(同3.7ポイント減)とほぼ拮抗(きっこう)。みんなの党は7.2%(同4.0ポイント増)となり、5.2%の公明を抜いて「第3党」に躍進した。
鳩山内閣への評価を支持政党別にみると、支持政党なしの無党派層は、「支持」が17.4%にとどまり、「不支持」は57.6%だった。民主支持層では、支持が64.5%、不支持が23.8%。一方、連立を組む社民支持層は、不支持53.8%が支持30.8%を上回った。
不支持の理由(複数回答)は、「期待が持てない」が35.0%(同9.1ポイント増)に急増。「リーダーシップがない」32.1%(同5.6ポイント増)、「政策が駄目」21.0%(同6.1ポイント増)が続いた。支持する理由は「他に適当な人がいない」8.4%、「政策が良い」4.8%、「首相の属する党を支持している」4.6%の順。
小沢氏の進退については、「幹事長を辞めるべきだ」が46.2%(同2.3ポイント減)、「幹事長だけでなく衆院議員も辞めるべきだ」が29.7%(同1.6ポイント減)と、合わせて75.9%(同3.9ポイント減)が幹事長辞任を求めている。 
政党支持率は、民主が17.2%(同2.1ポイント減)、自民が14.2%(同1.0ポイント減)といずれも減少。以下、公明は3.8%(同0.6ポイント増)、みんなの党2.1%(同0.9ポイント増)、共産1.4%、社民1.0%などの順。支持政党なしは6カ月連続で増加して57.5%だった。(時事)>
杜父魚ブログの全記事・索引リスト

コメント

タイトルとURLをコピーしました