18550 過激派組織IS 再び古代遺跡を破壊か    古沢襄

イラク政府は5日、過激派組織IS=イスラミックステートが、イラク北部にあるメソポタミア文明の遺跡を破壊したと発表し、イラクでの戦闘が激化するなか、貴重な文化財の破壊が進むことが懸念されます。

これは、イラク観光省が、5日に明らかにしたものです。

それによりますと、過激派組織ISが支配するイラク北部の都市、モスルの近郊にあるニムルド遺跡で、ISが重機などを使ってこの遺跡を破壊したということです。

どの程度破壊されたのかは分かっていません。

ニムルド遺跡は、紀元前9世紀ごろにアッシリアの首都がおかれた古代都市の1つで、これまでの発掘調査で、およそ3000年前の彫像や石碑、それに王のものとみられる墓などが見つかっているメソポタミア文明の貴重な遺跡の1つです。

ISは先月末にも博物館や遺跡とみられる場所で、戦闘員が石像などの文化財を破壊したとする映像をインターネット上に投稿しています。

こうした行動の背景には、偶像崇拝を禁止するイスラムの教えを厳格に実践する姿勢を強調することで支持を集めようというねらいもあるとみられており、ISの拠点を巡るイラク政府軍との戦闘が激しさを増すなか、貴重な文化財の破壊が進むことが懸念されます。

■ユネスコが強く非難
 

過激派組織IS=イスラミックステートがイラク北部のニムルド遺跡を破壊したと、イラク政府が発表したことに対して、ユネスコ=国連教育科学文化機関のボコバ事務局長は6日に声明を発表し、「文化遺産の破壊行為は戦争犯罪だ。

われわれは黙っているわけにいかない」と述べて、強く非難しました。

そして「この文化遺産やメソポタミア文明の重要性をわれわれは共有し、文化を破壊する犯罪行為に強く対処しなければならない」と述べて、イラクの国民に貴重な文化遺産を守るよう呼びかけるとともに、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長や国際刑事裁判所の検察官にも協力を求めたことを明らかにしました。(NHK)

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コメント

  1. momo より:

    今の国連事務総長はサッパリ仕事をしませんね。確か韓国人だったとおもいますが。。。

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