18896 アシアナ機 「爆発する」 流血の乗客も    古沢襄

■エンジンから炎、機内に煙充満

激しい揺れが続き、真っ暗な機内に煙が充満した。14日夜、広島空港への着陸に失敗し、滑走路を外れ停止したアシアナ機。悲鳴と怒号が飛び交い、血を流す人も。シューターを使って脱出した乗客らは「着陸の瞬間にバウンドし、エンジンから炎が出た」と当時の状況を生々しく話した。

■「頭抱えろ」怒鳴り声

「爆発しないかと思うと怖かった。死ぬかと思った」。後方の座席に座っていた広島市の50代女性は表情をこわばらせた。友人と3人で韓国旅行からの帰り。女性らによると、出発前に乱気流を知らせる機内放送があった。着陸の10分ほど前から機体が大きく揺れ「頭を抱えろ」。どこからか男性の怒鳴り声がした。

着陸の瞬間バウンド。別の乗客は「『ドン』という音がした瞬間、機内は真っ暗になり、非常灯だけになった。前方からカートが2個、飛び出てきて、女性客の1人にぶつかり、顔から出血していた」と話した。

客室乗務員の女性が慌てた様子で叫んでいた。機体を引きずるような「ギギー」という金属音も響く。窓の外を見ると、エンジンから炎が出ており、機内に煙が充満した。50代女性は「かなり焦げ臭かった」と振り返る。

乗客ら全員がシューターを使って地上に滑り降り、水浸しの滑走路を走って機体から離れた。赤ちゃんを抱えた女性が膝から血を流すなど、脱出の際には多数が負傷したという。
 

空港事務所などによると、アシアナ機は東西に約3千メートルある滑走路の中間地点から南に数十メートル離れた草地で滑走路への進入方向と逆を向いて停止。エンジンと左の主翼は損傷していた。(産経)

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