6638 奄美の排他的経済水域に中国調査船が侵入 古沢襄

中国はことしに入ってから東支那海での日本の排他的経済水域(EEZ)近くで海洋調査船の活動が頻繁にみられる様になった。9日、パトロール中の海上保安庁の航空機が、鹿児島県奄美大島の西方約390キロの海上で中国海洋調査船を発見、無線で「(EEZ内での)調査活動は認められない」と中止を要求したという。
中国の海洋調査船は、尖閣諸島や東シナ海のガス田開発地域周辺に10隻以上が集結している。海洋権益確保に向けた示威活動とみられるが、日本の排他的経済水域(EEZ)内への侵入してきたのは、初めてではないか。沖縄県の海域だけでなく鹿児島県奄美大島の西方にまで出てきた。
南沙諸島(英語名・スプラトリー)の南支那海で中国は「漁船→海洋調査船→軍艦」と徐々に圧力をエスカレートするパターンだったが、東支那海での日本の排他的経済水域(EEZ)に侵入してきたのは、同じパターンをとっている。
日本側の調査中止要求に対して中国の調査船は「ここは中国の海だ」と応答があったという。仙谷官房長官の柳腰外交では甘くみられるだけではないか。
<9日午後4時40分ごろ、パトロール中の海上保安庁の航空機が、鹿児島県奄美大島の西方約390キロに位置する日本の排他的経済水域(EEZ)で中国海洋調査船を確認した。同機は無線で調査中止を要求。同船は同8時ごろに同水域外に出た。
第10管区海上保安本部(鹿児島市)によると、確認された海洋調査船は「濱海512」(1964トン)。船尾からケーブルのようなものを5本引いて航行していた。
航空機から無線を通じて英語で呼び掛けると、同船は「きのうから調査をしている」と応答。同機が「事前同意のない(EEZ内での)調査活動は認められない」と中止を要求したところ、同船からは「ここは中国の海だ」と応答があったという。(時事)>
<9日午後4時40分ごろ、鹿児島県奄美大島の西約390キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船「浜海512」(1964トン)が調査活動をしているのを海上保安庁の航空機が見つけた。海保は中止を呼びかけ、調査船は約3時間20分後にEEZを出た。
海保によると、中国側との間で事前の合意はなかったため、無線で問いかけたところ、調査船から「昨日から調査を実施している」と応答があった。調査船は船尾からケーブルのようなものを5本ひいた状態で航行していた。同機が繰り返し中止を求め、調査船は日中の地理的中間線を通過したという。
東シナ海のEEZ内では今年に入って、中国の海洋調査船の活動がしばしば確認されており、日本政府は外交ルートを通じて抗議していた。(朝日)>
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