9021 米富豪トランプ氏がロムニー氏支持、ネバダ州党員集会前に  古沢襄

ここにきて英ロイター通信が米大統領選の共和党候補指名争いで、詳細なニュース配信を精力的に続けている。米国の「不動産王」ドナルド・トランプ氏が二日、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事への支持を表明したというのは、日本でおそらく紙面にはでないであろう。
トランプ氏の大統領選出馬が噂された時期もあった。ネバダ州で根強い人気を誇るトランプ氏がロムニー支持を表明した影響は大きい。だがロイターは大富豪のトランプ氏がロムニー支持を表明したことで、貧民層の反発が出る懸念を指摘した。あるいは、この点がロムニー氏の弱点になるかもしれない。
<[ラスベガス 2日 ロイター]米大統領選の共和党候補指名争いが続く中、「不動産王」のドナルド・トランプ氏が2日、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事への支持を表明した。
トランプ氏はロムニー夫妻同席のもと、自身が経営する米ネバダ州ラスベガスのホテルで記者会見し、「ミットは強くて賢い。この国で起きている悪い事を終わらせてくれるだろう」と語った。
トランプ氏も昨年、大統領選出馬を検討していた時期があったが、オバマ大統領が米国生まれではないと主張したことで批判を受け、結局は出馬を断念した。
ロムニー氏はこれまで4州で行われた予備選のうち、2州で勝利している。次の戦いは今月4日にネバダ州で行われる党員集会となる。各種調査によると、同氏が大きくリードしているが、陣営としては、ネバダ州で根強い人気を誇るトランプ氏を敵に回すより味方につけた方がいいとの見方だ。
ただ、富豪のトランプ氏による支持表明が裏目に出る可能性もある。フロリダ州予備選で勝利した翌1日、ロムニー氏はCNNに対し、「私は最も貧しい人たちのことは心配していない。彼らには安全網(セーフティーネット)がある」と語り、貧困層への無関心を露呈したと指摘されている。(ロイター)
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