TBS系の「サンデーモーニング」に寺島実郎氏が出演すると、屋山太郎氏の「ど素人・寺島実郎氏の外交感覚」記事に読者のアクセスが急増する珍現象が起こる。この記事は2009年11月2日、二年半前に鳩山政権がスタートして、50日に書かれた。
ルーピー・ハトヤマの”外交顧問?”といわれた寺島氏を徹底的にコキ下ろしている。
時代は遡る。四〇数年昔の話だが、ローマ特派員から帰朝した屋山太郎氏が時事通信の政治記者として私たちの前に現れた。NHKの渡部亮次郎氏や毎日の金巌氏、共同の私らと仲良しになったのだが、ズバリと断定調に政治を切る屋山調には多少の違和感を持っていたのは否めない。
政治の世界の一寸先は闇という体験を10年以上もしてきた古手の政治記者は、断定調で記事を書くことはしない。保険を掛けるつもりで記事に”逃げ”をさりげなくうつことが習性となっている。
しかし屋山氏は断固として断定調。時事通信を退社して、”売れっ子”の政治評論家となった屋山氏の性格は今でも変わらない。それがまた屋山人気が衰えない原因となっている。杜父魚ブログに収録してある屋山記事を紹介すると
■仙谷氏を更迭し新陣容で出直せ 屋山太郎
2010.11.23 Tuesday name : kajikablog
民主党政治は外交、内政両面にわたり惨憺(さんたん)たるものだ。内閣の支持率は菅直人政権発足直後の60%から20%台まで落ちた。本来なら「解散して信を問え」というべきだろうが、60年ぶりに保守政治が終わってわずか1年3カ月。しかも、初めて政権をとった政党だから、試行錯誤は大目に見ざるを得まい。
菅首相が宰相の器でないのは明確だが、ここで首相を代えるとなると、次の内閣は解散風の中で立ち往生するだけだろう。したがって、今、民主党にできるのは患部を摘出し、新たな陣容で出発してみることだ。患部の最たるものは仙谷由人官房長官だろう。
■完全に無理筋の増税論 屋山太郎
2011.08.17 Wednesday name : kajikablog
鳩山由紀夫、菅直人の2代にわたる民主党政権を、中曽根康弘元首相は「過去も未来もない政権」(読売新聞コラム)と評した。言い得て妙である。
民主党は2年前の総選挙の際、政党得票率でも自民党に圧倒的な大差をつけた。現在は完全に逆転されている。理由は明白。未来の日本の姿を示し得なかった。示したとすれば、菅氏の独断専行の脱原発、言い換えれば、ジリ貧の日本のみである。
いま、日本の政治・行政を牛耳っているのは財務省だ。選挙で選ばれたわけでもない官僚に政党や国会まで仕切らせていいのか。
■小沢氏に「再起」の機会はない 屋山太郎
2010.06.09 Wednesday name : kajikablog
鳩山由紀夫氏は首相辞任に当たって小沢一郎民主党幹事長を道連れ辞任に追い込んだ。これは鳩山氏の唯一の善行だった。鳩山氏の辞任理由は(1)普天間問題で社民党の政権離脱を招いた(2)「政治とカネ」でクリーンな民主党を傷つけた-の2点である。
≪日米外交の重要性わからず≫
すでに日米合意である普天間飛行場の沖縄県・辺野古への移転問題をいきなり蹴(け)飛ばして「国外、少なくとも県外」といい出した非常識には驚いた。加えて岡田克也外相の嘉手納への統合にも仰天した。首相、外相ともに無知すぎるのだ。
日米外交の重要性が解っていないのは小沢一郎氏も同じだ。代表選に出馬しろと田中真紀子氏を口説いたそうだが、田中氏は小泉純一郎政権時代に外相を更迭された前科がある。その田中氏を代表選に担ぎ出そうとしたことは日米外交の重要性を全く認識していない証拠だ。
小沢氏はキャンプシュワブ近辺の土地を買っているが、小沢氏にとって沖縄とは土地投機の対象くらいの位置づけなのか。
・・・まことに歯切れの良い断定調で、言っていることは正論である。22日の杜父魚ブログで読者がアクセスして上位一〇位で屋山氏の「ど素人・寺島実郎氏の外交感覚」が七位に顔を出している。寺島氏にとっては面白くない屋山記事だろう。
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9551 屋山太郎氏と寺島実郎氏 古沢襄
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