10358 自民圧勝の下馬評は疑った方がいい  古沢襄

いま選挙をすれば、自民党が圧勝すると巷間伝えられているが、眉にツバをつけて見る必要がありそうだ。国会の会期末を控えて、解散に追い込もうとアノ手、コノ手を繰り出している自民党だが、どうも小手先芸にしかみえない。
自民党の森元首相が、政権時代にマスコミがこぞって自民圧勝といっていたのに、フタをあけたら自民惨敗となった状況に似てきたと指摘していた。いま自民党に求められているのは、「市場には再び不安感がじわりと広まってきている(ロイター)」経済状況から脱し、日本経済を力強く立ち直す政策の実行であろう。
その政策がみてこない。あるのはチマチマした小手先芸の国会対策というのでは、谷垣さんに対する期待が生まれない。谷垣再選を支持する声も20%台で低迷している。話題となるのは、大阪の橋下節ばかり。
野田首相も低迷はしているが、ここにきて尖閣問題、竹島問題で毅然?たる態度を示したので、落ち込みに歯止めがかかった。民主党内の六割が野田再選で固まった。九月二十一日の代表選で再選されれば、ただちに野田内閣の改造に着手するだろう。余勢を駆って選挙ということになる。
世論調査をみなければ分からないが、選挙をすれば自民党が圧勝という下馬評は疑ってかかる必要がありそうだ。
杜父魚文庫

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