<【イスタンブール=大内清】世俗主義勢力による反政府デモで揺れるトルコのアルンチ副首相は17日、国内で依然続く反政府デモについて、「警察が不十分なら憲兵隊がある。憲兵隊が不十分なら軍がある」と述べ、デモ隊の鎮圧のために必要であれば軍を投入する考えを明らかにした。トルコ国営テレビで語った。
当局は15日夜、最大都市イスタンブール中心部にあるゲジ公園でのデモ隊を強制排除したばかり。17日には、全面封鎖していた公園に隣接するタクシム広場の通行止めを解除したが、公園への立ち入り規制を続けている。だが、強制排除に抗議する労組がストライキに突入、首都アンカラでデモを行うなど各地で反政府機運がくすぶっている。
一方、エルドアン首相は16日、イスタンブールで開かれたイスラム系与党・公正発展党(AKP)の支持者集会で演説し、強制排除を決断したのは「首相としての義務だった」と正当化した。地元報道によると集会には10万人以上が参加。支持者らは、首相を称賛するスローガンを叫んだりしてAKPへの支持の厚さを印象づけた。
最近の世論調査によると、首相の支持率は約53%で依然、高い人気を維持している。だが、約5割が「政権が強権的な姿勢を強めている」と回答し、反政府デモへの首相の対応に懸念を強めている。(産経)>
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13028 トルコ副首相、デモ鎮圧に「軍投入も」 古澤襄
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