■米が攻撃すれば トマホークを迎撃
ロシアは米国がシリアに対する軍事攻撃を実施した場合、高性能地対空ミサイル「S300」の対シリア輸出を再開する可能性を示唆した。
米国は地中海東部に展開しているイージス艦からトマホークによる攻撃を意図しているが、トマホークの速度ははせいぜい亜音速であり、回避機動をとるわけでもないので、発見されてしまえば、迎撃は比較的容易である。その意味で高性能地対空ミサイル「S300」に捕捉されやすい。
当然のことながら米国はトマホークの弱点を認識している筈である。飛翔を発見されやすい昼間攻撃を避けて、夜間攻撃を狙うのではないか。
さらには第五艦隊の空母を派遣したことをみると、トマホークだけでなく航空攻撃も考えているのではないか。いずれにしてもロシアが本格的なシリア支援をすれば、米国のシリア軍事介入は苦戦を余儀なくされるのではないか。
イスラエルニュースは緊迫したシリア情勢を刻一刻と伝えている。
<(ブルームバーグ):ロシアのプーチン大統領は、米国がシリアに対する軍事攻撃を実施した場合、ロシアはアサド政権への支援を続けると語った。
プーチン大統領は6日、サンクトペテルブルクで記者団に対し「ロシアはシリアを支援する」とし、「既に兵器の面でシリアを支援している。経済・人道面でも協力している」と述べた。大統領はこの日、20カ国・地域(G20)首脳会議で、オバマ米大統領ら各国の首脳とシリア問題について協議した。
プーチン大統領はG20首脳会議の前日に、米国がシリアに軍事介入した場合は高性能地対空ミサイル「S300」の対シリア輸出を再開する可能性があると述べていた。(ブルームバーグ)>
■イスラエルニュース
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2013年 9月4日(水)
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*シリアへの軍事介入について、米国のオバマ大統領が米下院の共和党、民主党の有力者らと会談し趣旨を説明。党派を超えて賛同を得られたもよう。下院での決議は近日中に行われる見込み。(P,H,Y)
*米国がシリアへの軍事介入を検討していることに、国連の潘基文事務総長が「混乱がよりひどくなる」と懸念を表明。国連安保理の許可を得ずに単独で攻撃するのは、国際法違反だとの見方を示した。(H)
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2013年 9月5日(木)ロシュ・ハシャナ(ユダヤ新年)
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*米国の上院国際関係委員会が、シリアへの軍事介入を60日以内と限定し、地上戦を行わないとの条件で、10対7で承認した。(H)
*米国のシリアへの軍事攻撃が、早ければ来週にも始まる緊迫した状況となっているが、今日から始まる新しい一年にイスラエルの安全が悪化すると考えるイスラエル人は17%しかいなかった。(P)
*国連の承認なしに米国がシリアへの軍事介入を行うことには反対だと、ロシアのプーチン大統領が米政府に警告。オバマ米大統領はプーチン大統領が軍事介入を認めるよう、説得を続ける構え。(H,P)
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2013年 9月6日(金)
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*ロシアでG20の会議を前に、議長国のロシアだけでなく、世界の主要国が米国のシリア攻撃に反対を表明。ローマ教皇も攻撃に反対しており、米国のオバマ大統領は苦しい立場に立たされている。(H,P)
*イランが核問題に関する交渉を外務省の管轄にすると発表。態度を軟化させる前兆だとの見方もあるが、米国のパワー国連大使はイランがウラン濃縮を続けている事実を指摘し、警戒感を表明。(H,P,Y)
*米艦のサンアントニオがハイファに寄港。司令官は「兵士らにも休息が必要なため」であり通常活動の一環だと説明した。(P,Y)
*スエズ運河を航行中の貨物船にロケット砲を発射する映像を何者かが発表。実際に貨物船は攻撃を受けたが、被害は軽微だった。(P,Y)
杜父魚文庫
13874 プーチン大統領:ロシアはシリア支援を継続 古澤襄
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