14733 指名手配者を追い返すとはこれ如何に?   宮崎正弘

■「政府転覆陰謀」「反革命暴乱」の「容疑」は?中国、ウアルカイシ(吾爾開希)を強制退去。香港
天安門事件の学生指導者で、1989年に海外へ脱出し、当局から指名手配されてきたウィグル人のウアルカイシ(当時、北京大学学生、現在台湾在住)は中国本土に住む両親と面会する目的で香港入りし、当局に出頭した。
ところがウアルカイシは香港の入管当局より、空港内の部屋へ連行された末に国外退去を命じられた。まるで病原菌を追い払うような扱いである。
しかし中国政府はウアルカイシを「政府転覆陰謀」「反革命暴乱」容疑で世界に指名手配していたのではなかったのか?
本来なら「手配」されている人物だから中国は受け入れすぐさま逮捕拘束する筈だろう。ところが、面倒なことは嫌だとばかり、同氏の引き渡しに応ぜず、結果的にウアルカイシは台湾へ強制的に戻された。
もし出頭を認めれば、中国の庶民が忘れかけた天安門事件が再び、注目されることを回避したうえ、もし拘束すれば、国際世論の批判に曝されることも懸念したのだろう。
もっともウアルカイシの「出頭癖」も常習とかしており、09年にはマカオから入国を試みたが、入境管理当局によって強制退去させられた。2012年5月に米首都ワシントン、10年6月は東京の中国大使館を訪れて出頭を試みている。 
       
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 読者の声 どくしゃのこえ Readers! Opinions 読者之声
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(読者の声)中国が防空識別圏を設定したと俄に発表しました。これは論外の暴挙ですが、我国にとっては一気に問題解決に向かうチャンスでもあります。
まずは我国に対する領空侵略として、その撤回を強く要求すべきでしょう。それに応じず、中国の設定が国際法に則ったことを強調するのであれば、国際司法の場で決着を付けることを提案し、訴え出たらよいと思います。
中国からの領土の主張では、中国との間で領土問題はないとしている我国から国際司法裁判所に訴えることは、領土問題の存在を認めることになる為行うことは出来ませんでしたが、領空侵略となれば話は別です。国際法で二国の間で重なる防空識別圏を設定することが認められるはずはありませんから、どちらの言い分が正しいか明らかになります。(宮崎太郎)
(読者の声)中国の尖閣上空での防空識別圏設定のニュース、最近の中国国内の共産党に対する事件の多発を見ても国内の矛盾を反日で逸そうとしているようにも見えます。
中国・韓国関連で「余命3年時事日記」というブログがあります。本人・父親は中国生れ、母親は朝鮮生れ、自衛隊関係者のようですが中国に友人も多いという。今年3月の記事ですが、
http://kt-yh6494.blog.so-net.ne.jp/2013-03-01
中国虎の子の空母「遼寧」について、『前時代的蒸気タービンエンジン4基。現在の蒸気タービンエンジンの倍の重量があるという代物だ。軍用では通常、能力の高いガスタービンエンジンを使う。
だが中国にはそのタービンをつくる能力がないのだ。このエンジンで最高20ノット。空母は単独行動は潜水艦や航空機の即、餌食となるから、艦隊を組む。当然、護衛艦隊は空母の能力に合わせなければならないから?艦隊の能力が30ノットでも全体は最高20ノットでしか動けない。
通常、行動能力1週間、つまり直線3日間の外洋にでればそこで戻らなければならない。現在、中国海軍に燃料補給能力はない。途中戦闘の可能性を考慮すれば、燃料切れ回避には少なくとも黄海あたりで遊んでいるしかない。
艦載機についてもそうだ。通常カタパルトのない空母は、高速で向かい風をつくり発進させる。だが、たかが20ノットの速力ではそれも困難だ。曲芸飛行的な発艦ができないことはないだろうが、重量的に戦闘機のミサイルや?機銃弾等はすべて搭載不可である』
『ある古参自衛隊員はいう。艦隊の能力は装備のグレードの問題だけではありません。
戦闘だけでなく、維持、運用、管理すべてがうまくできなければ、その能力を充分に発揮することはできません。特に乗組員の士気の維持は重要です。
「中国空母、遼寧の調理室は、ロシアタイプのために油をふんだんに使う中華料理はできない」こんなことは、絶対にあってはならないことなのです。
中国はそのあたり全くわかっていないと思います。清国の時代には眠れる獅子といわれたこともあったのですが、その軍の実力は日本軍とは比べものになりません。兵士の基本的素養と民度そして軍人としての国家と国民に対する義務感が全く違うのです。
人民解放軍になったから昔の軍とは(比較)できないという方がおられるかもしれませんが、民族性というものはそう簡単に変えられるものではありません。朝鮮戦争、ベトナム戦争はまさにその典型だったようです』
『父も小生も日本人だが、中国生まれだ。友人も多い。友人のほとんどは高年齢で、孫や子が軍人というものもいる。彼らからは人民解放軍幹部が知ったら驚愕するような話がぽんぽん出てくる。陸軍の上級将校の父。「日本は平和憲法。本土には攻めてこないから何を言っても安心だ」 
孫が空軍パイロット。「間違っても日本戦闘機と戦うな。適当にミサイルを発射して敵を撃墜したといって帰ってこい」 戦闘艦水兵の父。「最悪の場合は海に飛び込め。日本軍が助けてくれる」 共通して皆いうことは「けがをする前に、適当に捕虜になれ。日本軍は韓国軍と違って虐待はしない」。
南京虐殺、悪逆非道日本兵なんてどこの国の話なんでしょう。
また彼らはいう。「今、日本は軍事的に動かないし? 動けない。だから共産党も解放軍も景気よく勝手なことをいって騒いでいるんで、日本が動ける態勢になれば共産党も解放軍も静かになってしまうよ」。中国人はしたたかだ』
まったく戦前と変わりませんね。
かなり前に紹介した本ですが、第二次上海事変から南京へと敗走を重ねる中国軍を内部から描いた「敗走千里」陳登元著 にも同じような話が出てきます。斥候を募ると参加志願者が押すな押すなの騒ぎ、もちろん略奪するため。あたりの村であらかた略奪し尽くすと部隊の移動を願い出る。
日本軍の攻撃が激しくなってくると今度は隊長に金を掴ませ斥候を逃れようとする。武器・弾薬は豊富で10日分の弾を撃ちつくさないと後方へ下がって休養できないからと飛行機めがけて無駄に弾を撃つ。
兵隊たちはいつでも逃亡できるよう便衣を隠し持っているのはもちろんのこと。いざとなったら日本軍に投降すればそれほどひどい扱いもしないだろうと思ったりもする。
つまり日本が本気を見せつければ中国は引き下がる。日航と全日空が航空機の飛行計画書を中国側に提出したことをうけ、国土交通省が航空機の飛行計画書を中国側に提出しないよう求めたことなど当然の対応でした。尖閣を巡ってはしばらくは神経戦が続きそうです。(PB生、千葉)
杜父魚文庫

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