14939 反腐敗キャンペーンなどと綺麗事をならべても、所詮は権力闘争  宮崎正弘

■習近平、周永康の次の狙いは徐才厚(前軍事委員会副主席)か?
権力闘争の闇に拡がる次の標的は誰か?
本当の黒幕は江沢民と、その軍師・曾慶紅だが、さすがに総書記に抜擢して貰った恩人だから習近平は、そこまでの追い込みは出来ないだろう。となれば周永康の次は徐才厚の可能性は否定できない。
徐才厚は第十七回党大会で軍事委員会副主席という軍人のトップの座にあって、周永康や薄煕来と親しく、とくに薄の胴元だった除明(大連実徳集団会長)の斡旋で複数の女性とも不適切な関係にあったなど、様々な黒い噂が飛んだ(ついで言えば除明の自家用飛行機を勝手に使って薄ともベッドをともにしたなどと書かれた女優のチャン・ツーイーは香港のりんご日報と在米華字紙の博訊を名誉毀損で訴えていたが、勝訴した)。
周永康の拘束、自宅軟禁という措置に、中央委員会は百パーセントの支持があったという。前の執行部=政治局常務委員会のなかでただ一人、薄煕来をかばった周は、そのときから各方面の恨みを買ってきた。
中国石油天然気集団の監査役だった温青山が取り調べを受けたとき、捜査に協力的だったので、芋ずる式に高官およそ二百名を拘束という段取りが出来たが、新たに浮上したのは傍系企業で、遼寧省の「河金馬油田」をめぐる株価操作だ。この容疑で温度青夫人の王富栄も拘束された。
余波で甘粛省酒泉の政治協商会議前主席の楊林存も「党規違反」で取り調べを受けていることが分かった。巨額収賄と多人数の女性との不適切交際の廉、すでに党籍は剥奪されている(多維新聞網、12月19日)
 
さらに湖南省政治協商会議副主席の童名謙も巨額賄賂を受け取った「党規違反」で取り調べ中であることが分かった。
杜父魚文庫

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