■対応に追われる
<アメリカのオバマ政権で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏が、みずからの回顧録でオバマ大統領は側近だけを重用しているなどと厳しく批判し、これに対してホワイトハウスは即座に反論するなど、政権への批判が広がらないよう対応に追われています。
アメリカの前のブッシュ政権とオバマ政権の両方で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏は、近く出版する回顧録の中で、アフガニスタン政策を巡り、「オバマ大統領は軍の司令官の提案を信用せず、早期撤退だけを考えていた」として、大統領の対応に強い不満を示しています。
また、「バイデン副大統領は主要な外交問題のほぼすべてにおいて誤った判断をし、ホワイトハウスの幹部も細かく口を挟み、われわれの作戦を邪魔してきた」と指摘し、オバマ大統領は側近だけを重用していると厳しく批判しています。
これに対して、ホワイトハウスのカーニー報道官は8日の記者会見で、「大統領はライバルどうしでチームを作り、議論を戦わせることが重要だと考えてきた」と述べ、政権幹部の間に意見の相違があったことを認めながらも、政策決定にはこうした議論が必要だったと反論しました。
アメリカでは閣僚経験者がみずから仕えた大統領を厳しく批判するのは異例のことで、ホワイトハウスは、政権への批判がこれ以上広がらないよう即座に声明を発表するなど対応に追われています。(NHK)>
杜父魚文庫
15151 米元国防長官が大統領批判 古澤襄
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