<安倍晋三首相とオバマ米大統領、韓国の朴槿恵大統領による日米韓首脳会談が、オランダ・ハーグで開かれる核安全保障サミットに合わせ、25日にも開催される見通しになった。韓国政府は19日、国家安全保障会議で協議し、出席を決めたもようだ。
首相と朴氏の直接会談は第2次安倍政権発足後初めてとなる。会談では、朴氏がこだわる歴史認識は主要議題とせず、緊迫する北朝鮮情勢などで3カ国の連携を確認する方向だ。
韓国政府筋によると、19日の協議では、朴氏が3カ国首脳会談の開催を受け入れた場合の内政的なリスクを含め、首脳会談での想定議題や接触・対話の形式、演出の方法について詰めたという。
3カ国首脳会談は、今月に入り米国が提案。外務省の斎木昭隆事務次官が12日に訪韓し、韓国外務省の趙太庸第1次官と会談するなど調整を続けてきた。
日韓外交筋によると、これまでの調整で、韓国側は慰安婦問題を政府間で話し合う「協議の場」の設置を要求。日本側は「話し合い自体は悪くない。日本にも言いたいことがある」(外務省幹部)とし、日韓局長級協議の開催に合意した。
また、韓国側は、日本で3月下旬に予定された小学校の教科書検定の結果公表についても、「会談の直後では韓国内の影響が大きい」と懸念を表明。日本側は柔軟に対応する方針で、会談を拒んできた朴氏が3カ国首脳会談に応じやすいよう環境整備を進めてきた。
菅義偉官房長官は19日の記者会見で、3カ国首脳会談に関し「韓国は価値観を共有する極めて大事な隣国だ。首脳同士が会うことは大事だ」と強調。韓国メディアもこの日、「(開催の可能性は)非常に大きい」(聯合ニュース)などと報じている。(産経=水内茂幸、ソウル加藤達也)
■韓国 韓米日首脳会談開催めぐりNSCで協議
<【ソウル聯合ニュース】24~25日にオランダ・ハーグで開かれる核安全保障サミットに合わせて韓米日首脳会談が開かれる可能性が指摘される中、韓国政府が19日午後、青瓦台(大統領府)で国家安全保障会議(NSC)を開き、首脳会談への対応について協議を行ったことが分かった。
会議では長期間冷え込んだままの韓日関係の現状や、北朝鮮の脅威、韓米日の協力などについて詳細に検討し、首脳会談に応じるべきか話し合ったという。
関係者は来週の核安全保障サミットの際、首脳会談が実現するとすれば、韓日の2カ国ではなく米国が仲裁する形での韓米日3者会談になることが確実視されていると伝えた。
核の平和利用と不拡散をテーマに開かれるサミット期間中に、北朝鮮のミサイルの脅威などに対応するため、韓米日が協力をめぐって協議するのは自然な形だという理由からとされる。(聯合)>
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15677 歴史認識、議題にせず 日米韓3カ国首脳会談へ 古澤襄
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