■今週中さらに1人予定
【ソウル聯合ニュース】大量の覚せい剤を密輸、販売した罪により中国で死刑を宣告されていた韓国人男性2人の刑が6日執行された。韓国外交部が同日明らかにした。
中国で死刑宣告を受けた韓国人に対し、実際に刑が執行されたのは、2004年以降10年ぶり。
中国・吉林省の中級人民法院(地裁に相当)は、北朝鮮から中国を経て韓国の組織に覚せい剤を密輸・販売した罪で死刑の宣告を受けていた韓国人の50代と40代の男性2人に対し、刑を執行した。
50代の男性は2010~2011年に北朝鮮から中国に合計14回にわたり覚せい剤14.8キロを密輸し、このうち12.3キロを40代の男性に販売した。覚せい剤は数回にわたり、韓国内の組織に販売された。
2人は2011年4月に吉林省で逮捕され、翌年12月に中級人民法院で開かれた一審で死刑の宣告を受けた。二審で吉林省高級人民法院(高裁に相当)が昨年9月に同判決を確定し、今年3月には最高人民法院(最高裁に相当)が死刑審査手続きを通じ、刑の宣告を最終承認した。
中国当局は刑の執行を控え、先月28日に遼寧省の在瀋陽韓国総領事館に死刑執行日を通達していた。
韓国政府は死刑の確定以降、複数のルートを通じ、「中国司法当局の決定を尊重するが、人道的な面から死刑の執行を免じることを希望する」と数回にわたり要請した。しかし、中国側は「韓国側の立場は理解するが麻薬犯罪は国籍を問わず同じ基準で処罰している。特定の国だけ執行しないのは不可能だ」との立場を伝えてきたという。
韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は6日、2人の死刑が執行されたことについて、「非常に残念だ」との立場を示した。また、政府として今後、同様の事態が起こらないよう努力を続け、「在外国民を助けるため必要な全ての措置を取る」と強調した。
死刑が執行された2人について、「逮捕時から司法手続きの全過程で領事が助力し、死刑判決確定後も人道的配慮を求める立場を多様なレベルで伝えてきた」と説明した。今後は遺体の送還など、必要な助力を遺族に提供する予定という。
また中国当局は1日、在青島韓国総領事館に対し、同じ罪で死刑の宣告を受けている別の50代の韓国人に対する刑の執行も早ければ今週中に行われる予定であると通知したという。(韓国・聯合)
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16798 中国が韓国人2人の死刑執行 古澤襄
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