■今秋訪日は見送り
中国を訪れている安倍総理大臣は日本時間の9日夜、ロシアのプーチン大統領と会談し、北方領土問題の解決に向けた平和条約交渉の再開を確認するとともに、来年の適切な時期にプーチン大統領の日本訪問を実現するための準備を開始することで一致しました。
APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するため、中国・北京を訪れている安倍総理大臣は、日本時間の9日夜、およそ1時間半にわたってロシアのプーチン大統領と会談しました。
会談の冒頭、プーチン大統領は、「最近の数年間、経済、政治などの分野においてロシアと日本との関係がかなり成功を遂げてきた。政治分野ということばを使うときには、平和条約の締結に関する話し合いの再開ということも意味している。本日は2国間の連携に関して意見交換したい」と述べました。
これに対し安倍総理大臣は、「第1次安倍内閣の時から通算すると、これがプーチン大統領、ウラジーミルとは10回目の首脳会談になる。きょうはしっかりと時間を取って平和条約交渉、また国際情勢について話をしたい」と応じました。
そして両首脳は、ウクライナ情勢を受けて停滞している北方領土問題の解決に向けた平和条約交渉について、去年4月の共同声明に基づいて双方が受け入れ可能な解決策を作成するため再開することを確認しました。
また両首脳は、プーチン大統領の日本訪問について、当初目指していたことし秋を見送り、来年の適切な時期に実現するための準備を具体的に開始することで一致し、大統領の日本訪問に向けて外務次官級の協議を実施するとともに、岸田外務大臣のロシア訪問も引き続き検討していくことを確認しました。
さらに安倍総理大臣は、ウクライナ情勢について、東部での分離派による選挙が事態を複雑化させているとして、停戦合意の完全履行と事態の改善に向けて、ロシアが建設的な役割を果たすよう強く求めました。(NHK)
■北京でプーチン・安倍会談:「平和条約について話し合いたい」
アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席するため北京を訪問中のロシアのウラジーミル・プーチン大統領と日本の安倍晋三首相は11月9日に当地で会談した。会談冒頭に両首脳は、平和条約締結の準備について話し合うとともに国際問題に関しても意見交換する意向を示した。タス通信が伝えた。
プーチン大統領は、日本との「二国間の協力関係のあらゆる側面を一緒に分析する」機会がもてて嬉しいと述べた。
一方、安倍首相は、「平和条約締結問題と国際関係について意見交換したい」と語った。(ロシアNOW)
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17689 日ロ首脳 プーチン大統領の訪日準備開始で一致 古澤襄
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