■中東調査会の金谷美紗研究員(イスラム過激派分析)
現時点で犯行グループの動きがないのは、次の声明をいつ出すか考えているからだろう。
イスラム国は人質を拘束している動画を世界中に発信することで、脅威を示したいと考えている。サウジアラビア国王の死去という大きなニュースがあったため、今はメディアが大きく報じないと判断したのではないか。
大々的に報じられるタイミングを見計らっているのかもしれない。次の声明が出るまでには、1~2週間ほどかかる可能性もある。
イスラム国は米国人と英国人を拘束し、殺害した事件では動画で声明を出した。
一方で、トルコ領事館の領事らを拘束した事件では犯行声明は出しておらず、対応に違いもある。
人質の解放には、日本政府がトルコ政府を通じた働きかけやイスラム国とつながりのある地元の部族を介して粘り強く交渉を続けるのが最善の方法だと思う。(談=産経)
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