■司令官謝罪-アフガン
【ニューデリー時事】駐アフガニスタン国際部隊は3日、反政府勢力タリバンに一時占拠された北部の要衝クンドゥズでの軍事作戦中、米軍が国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院を誤爆したことを認めた。
MSFは建物の一部が損壊・炎上し、医療関係者と患者ら16人が死亡、37人が重傷を負ったと発表した。また、多数が安否不明という。
米軍を主力とする駐アフガン国際部隊は当初、3日未明(日本時間同日朝)に武装勢力に対する空爆を実施した際、「付近の医療施設に損害を与えた可能性がある」としていた。アフガン大統領府によると、国際部隊司令官はその後、ガニ大統領に誤爆について説明し、謝罪した。
カーター米国防長官も声明を出し、犠牲者に哀悼の意を表した上で、「悲劇的事件に関する徹底した調査をアフガン政府と連携の上で進めている」と表明した。
MSFは声明で「病院は爆撃を受けたことを米側に伝えたが、その後も30分以上空爆が続いた。全ての戦闘従事者に対し、医療施設やスタッフの安全を尊重するよう要求する」と訴えた。空爆時には、医療関係者80人以上と患者105人、その家族らがいたという。
アフガン内務省は、被害者に哀悼の意を示す一方、「テロリスト10~15人が病院に隠れ、治安部隊に攻撃を仕掛けていた」と釈明した。
タリバンは9月28日未明、クンドゥズの4カ所に同時攻撃を仕掛けて政府関連施設や病院などを次々と制圧し、市街地の大部分を占拠した。
アフガン治安部隊は米軍を中心とする国際部隊の支援を受けて奪回作戦を実施。アフガン内務省は1日、クンドゥズの奪回を宣言したが、市内では戦闘が続いている。(時事)
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