20993 高齢男がフグのヒレ酒で酔っ払う   古沢襄

喉(のど)がいがらっぽい。昨日きた訪問看護師さんに診てもらったが、扁桃腺が腫れているわけでもない。扁桃腺炎なら高熱が出る筈だという。

どうにも気になるので、夜中に起きて水をガブ飲みしてみた。腹がふくれたので、また眠たくなる。こんな時に「舟和」のあんこ玉があったらと”うらみ節”。

愛犬バロンも気になるのだろう。寝床からついてきて私の足元で寝ている。明日はネットで「舟和」のあんこ玉を注文してみよう。

冷蔵庫を開けてみたら西瓜と横浜シュウマイ、焼き鳥五本。明日の朝は残りご飯と焼き鳥か、昼は西瓜と横浜シュウマイと一応は目星をつけて寝ることにした。ヘルパーさん頼みの買い物なので、夜中に起きた時にチェックする。

タバコは完全にやめた。こう喉がいがらっぽいので吸う気にもならない。酒を復活することにした。訪問看護師さんが賛成してくれた。

そうなると明日の夜は自家製のフグのヒレ酒で酔っ払うか。飯の用意も必要なし。高齢の一人男が毎晩、酒に溺れる気持ちがいくらか分かる気がしてきた。

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