6257 脱小沢路線が色濃い菅改造内閣の骨格 古沢襄

菅改造内閣の骨格が固まりつつある。注目の幹事長には岡田克也外相、国会対策委員長には鉢呂吉雄氏の布陣は脱小沢路線の継承といえる。挙党態勢の形を整えるために小沢一郎前幹事長、輿石東参院議員会長の2人を党代表代行にしようとしたが2人は固辞した。
民主党内の権力闘争は第二幕を迎えようとしている。小沢氏も輿石氏も菅改造内閣とは一歩、距離を置いて次の機会を窺う姿勢である。その間にあって鳩山前首相の去就が注目される。副総理のニンジンが目の前にぶら下がれれば、フラフラするのではないか。
岡田克也外相の後任に前原誠司国土交通相を充てるのは妥当な人事ではないか。日米関係がギクシャクしている折から米政界に人脈を持つ前原氏の登用は必要である。しかし前原氏は中国には人脈を持っていない。対中関係が菅改造内閣のアキレス腱になる気がする。
枝野幸男幹事長を降格させ、幹事長代理に宛てる方向だという。脱小沢路線で党務を固めるつもりなのだろう。閣僚人事では仙谷官房長官、野田佳彦財務相、蓮舫行政刷新相を留任させるから、やはり菅改造内閣の骨格は脱小沢路線が色濃いものになる。
代表選挙で党内を二分する争いを演じた小沢グループは、しばらくは雌伏して次の機会を待つしかない。その間に200人を数えた小沢支持の国会議員は切り崩される可能性がある。権力闘争の第二幕は水面下の争いになる。菅陣営の司令塔である仙谷氏はかつての野中広務氏のような動きをするのであろう。
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