9149 シリアで取材の米仏記者死亡、有志国がチュニジアで対応協議へ  古沢襄

シリア情勢は取材中の米国人とフランス人のジャーナリストが政府軍の砲撃によって死亡したショッキングな事件によって、国際的なシリア非難の高まりをみせている。米CNNはホムスの惨状を伝え、「シリア軍は寒さと飢えに苦しむ民間人を砲撃している」と報道。
胸に爆弾の破片が当たって死亡した幼児を映し出した場面では、たくさんの子どもたちが犠牲になっていると話し、「この子の姿が人々を動かし、ホムスで毎日人が殺されているのになぜ誰も止めようとしないのか、考えさせてくれるかもしれない」と訴えた。
24日にはチュニジアの首都チュニスで有志国による「シリアの友人」会合が開かれ、対応策の協議が行われる。
<(CNN)反体制派への武力弾圧が続くシリア情勢について協議するため、チュニジアの首都チュニスで24日、有志国による「シリアの友人」会合が開かれる。軍の砲撃による死者は増え続けており、22日には現地で取材に当たっていた米国人とフランス人のジャーナリストが死亡した。
米国務省のヌランド報道官によると、チュニジアの会合では「シリア国民の虐殺をやめさせ、民主化移行に向けた次の措置を具現化する」ことを目指す。70カ国以上に参加を呼びかけているが、国連安全保障理事会の決議案採決で拒否権を行使したロシアは不参加、中国は参加するかどうか表明していないという。
シリアの反体制派でつくる地域調整委員会(LCC)によると、これまでの死者は9000人に迫り、22日には西部ホムスなどで外国人ジャーナリスト2人を含む60人が死亡した。
英紙サンデータイムズは、現地で取材していた米国人のマリー・コルバン記者(56)の死亡を確認。フランスのジュペ外相は、写真家のレミ・オシュリック氏(28)が死亡したことを明らかにした。
コルバン記者はこの前日、CNNのニュースでもホムスの惨状を伝え、「シリア軍は寒さと飢えに苦しむ民間人を砲撃している」と報道。胸に爆弾の破片が当たって死亡した幼児を映し出した場面では、たくさんの子どもたちが犠牲になっていると話し、「この子の姿が人々を動かし、ホムスで毎日人が殺されているのになぜ誰も止めようとしないのか、考えさせてくれるかもしれない」と訴えていた。
同記者は昨年リビアでも取材にあたったベテラン特派員。シリアの危機は自分がこれまでに取材した中で最悪だと話していた。(CNN)>
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