宮崎正弘

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20079 書評 渡邊惣樹訳『ダレス兄弟』   宮崎正広

■外交と秘密工作を請け負ったのはふたりの兄弟 アメリカはいかに間違えた外交を展開したのか<スティーブン・キンザー、渡邊惣樹訳『ダレス兄弟』(草思社)>戦後アメリカの外交と諜報工作を采配したのはダレス兄弟である。副題は「国務長官とCIA長官の...
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20074 書評『中国の産業スパイ網』   宮崎正広

■おそるべき国家犯罪で証拠も挙がっているのに中国はスパイシステムの存在さえ否定する鉄面皮だ<ウィリアム・ハンナス、ジェームズ・マルヴィノン、アンナ・B・ブシージ 玉木悟訳『中国の産業スパイ網』(草思社)>中国は国家ぐるみでスパイシステムを構...
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20072 中国のネパール投資がインドを越えたという驚きの事実   宮崎正広

■ヒマラヤ山脈にトンネルを掘ってカトマンズと結ぶ構想にも本気青蔵鉄道というのは青海省西寧からチベットのラサを結ぶ高山鉄道。すでに完成し、日本からも鉄道ファンが乗りに行った。この鉄道は既にチベットの首都ラサからシガツェ(第二の都市、パンチェン...
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20063 IS(イスラム国)、中国人人質を殺害   宮崎正広

■中国は「空爆」に参加するか?18日、イスラム国は数ヶ月ほど人質にとってきたノルウェイ人、中国人のふたりを殺害したと英語版サイトで発表した。ノルウェイ人はヨハン・G・オフスタッドと言い、中国人は北京からきた広告代理店をなのるファン・ジン・ホ...
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20062 中台首脳会談で国民党支持率は上昇したのか?   宮崎正広

■依然として蔡英文(民進党党首、総統候補者)が二桁のリード11月17日の台湾世論調査によれば、7日のシンガポールにおける中台首脳会談と、朱立倫の訪米というトピックにもかかわらず、国民党候補の朱立倫支持は20%台でしかないことが判明した。台湾...
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20059 シーア派過激思想はまわりをスンニ派に取り囲まれた   宮崎正広

■イラン、戦略の調整期――現状は明王朝の末期に似てきたか気がつけば四面楚歌。項羽が慌てたように、イランはすっかり周囲を敵に囲まれたことに気がついたのではないか。IS(イスラム国)とて、イランのシーア派には敵対的である。国家戦略とは国力が基本...
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20053 いずれ南シナ海は中国軍の軍事要塞化するだろう   宮崎正広

■フィアリークロス礁はすでにディエゴガルシアの二倍だ豪の戦略分析専門誌「ストラテジスト」(2015年11月11日号)は次のように書いた。「すでに南シナ海に中国軍が埋め立てた人口島は膨大であり、ファイリーククロス島は米海軍基地ディエゴガルシア...
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20049 書評「王力雄の『黄禍』」   宮崎正広

■中国崩壊の過程をなまなましく想像してみると独裁政権が破綻すると、中国では想定外のことがおきる<王力雄『黄禍』(集広舎)>中国では何が起きても不思議ではないが、中国人でしか発想しえない近未来のシナリオが本書では展開される。書き出しは新宿歌舞...
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20044 金塊の密輸がなぜ日本で、しかも今頃?   宮崎正広

■日本への密輸は60%が香港から、ヤクザが絡む主因は消費税の値上げである。5%から8%にあがったため、金の取引にも余分な税金がかかる。香港は無税である。ただし金価格はドル建てで世界共通である。ここの目を付けたのが日本のヤクザで、韓国系組織が...
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20041 書評『権力闘争がわかれば中国がわかる』   宮崎正広

■習近平、王岐山の『反腐敗』キャンペーンは、権力闘争の道具 最悪の黒幕は江沢民、その家来たちが逮捕された段階に過ぎない<福島香織『権力闘争がわかれば中国がわかる』(さくら舎)>本書はミステリィ、謎解きスリラーのように矢鱈面白いのだ。ともかく...