一月三十一日付けの米紙ニューヨーク・タイムズは、ヒラリー・クリントン国務長官が就任後初の外国訪問先として、日本と中国を含める方向に傾いていると報じた。北朝鮮の核問題を協議するため、韓国を含めることも考えられるとしている。
また「四月ごろまでに国務長官クラスが訪日しなければ、日本人は日米関係になにか問題がおきているのではと疑う」と付言した。いずれも国務省筋の情報だが、二月中旬訪問の日程で日本、中国、韓国と調整に入った模様だ。
日本のメデイアは一斉にヒラリー来日を報じているが、韓国メデイアも二月中旬に訪韓と伝えた。韓国政府筋は「米国務省からクリントン長官就任後初の海外歴訪日程に韓国が含まれたとの連絡があり、現在具体的なスケジュールを調整している。クリントン長官は韓国以外に日本や中国なども訪問する予定だと聞いている」と述べているから、関係各国との調整が具体化しているとみてよいだろう。北京はまだ情報がないが、日程が決まり次第公式発表するつもりではないか。
オバマ政権はミッチェル中東特使が中東諸国を訪れ、オバマ大統領も四月に欧州を訪れることになっている。クリントン国務長官の影が薄い観があったが、東アジア歴訪で存在感を示す狙いがあるのではないか。
<ヒラリー・クリントン米国務長官が今月中旬ごろ韓国を訪問することが一日明らかになった。オバマ大統領就任後初めて、韓米政府高官による協議が行われることになる。米国の新政権が北朝鮮の核問題をはじめとする韓半島(朝鮮半島)情勢にどのような対応を示すか、注目が集まる。
韓国政府筋は「米国務省からクリントン長官就任後初の海外歴訪日程に韓国が含まれたとの連絡があり、現在具体的なスケジュールを調整している。クリントン長官は韓国以外に日本や中国なども訪問する予定だと聞いている」と語った。クリントン長官は韓国滞在中に李明博(イ・ミョンバク)大統領や柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官と会談を行うという。(朝鮮日報)>
<【ワシントン1日共同】米政府高官は1日、ヒラリー・クリントン国務長官が就任後初の外国訪問として、早ければ2月中旬にも日本を訪れることになったと明らかにした。詳しい日程は固まっていないが、同高官によると訪日後、韓国、中国にも立ち寄る。東アジア歴訪の1カ国目に日本を選ぶことで、日米同盟重視のメッセージを鮮明に打ち出す。
クリントン長官は北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議を「不可欠」と評価。協議参加国である日中韓の指導者と早期に会談する機会を持ち、核問題進展に向けたオバマ政権の意気込みも示す。
長官は就任前に上院外交委員会で、日米同盟は「米国のアジア政策の礎石だ」と証言した。夫のビル・クリントン元大統領は日本を素通りして中国を訪問するなど対中関係重視の姿勢が際立ったが、日本を初の外国訪問先とすることで、8年ぶりの民主党政権誕生で再び軽視されるのではないかとの日本側の不安にも配慮したとみられる。
麻生太郎首相、中曽根弘文外相との会談が行われる見込みで、北朝鮮核問題のほかアフガニスタン情勢への日本側のさらなる支援などが主な議題になる見通しだ。(共同)>
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2816 クリントン米国務長官が中旬に来日か 古沢襄
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