金正日後継問題でソウル読売の記事と韓国の中央日報がTBSの報道をキャリーした記事が面白い。読売は国防委員入りした張成沢に焦点を当てて、長男の正男(ジョンナム)が後継レースで優位に立つ可能性もある・・・とした。
一方、中央日報は「日本のTBSは、8日、マカオの某ホテルで7日、金正男が初めてJNNの単独取材に応じたと報じた」として、後継者問題に触れると「もし私が後継者だとしたら、私とマカオで会うことはないだろう。私はただの自由人だ」「北朝鮮で政治的な立場にはない」という金正男のナマの声を伝えた。
北朝鮮の最高人民会議に姿をみせた金正日国防委員長は、病後のやつれは見えるが、症状が回復傾向にあると言っていい。そこで後継問題で騒ぐのは金正日の不興を買うだけである。金正男の後見人といわれる金正日の実妹・金敬姫や夫の張成沢が、意図的に金正男をマカオに置いて「私はただの自由人だ」と言わせたのかもしれない。
【ソウル=浅野好春】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は10日、最高人民会議(国会)第12期第1回会議が9日選出した国防委員会の第1副委員長(1人)、副委員長(3人)、委員(8人)の顔写真計12枚を4面に掲載した。
委員には、金正日(キムジョンイル)総書記の義弟で側近の張成沢(チャンソンテク)党行政部長(63)が新たに選出されたことから、張氏の存在を強調する狙いがあるとみられる。
国防委員も含めての写真掲載は異例の措置だ。改選前の第11期第1回会議が2003年9月に開かれた際は、労働新聞は第1副委員長と2人の副委員長の顔写真を掲載しただけだった。
張氏は金総書記の息子3人のうち、長男の正男(ジョンナム)氏(37)を後継者に推しているといわれ、有力な「後見人役」を得た正男氏が、後継レースで優位に立つ可能性もある。
金総書記の妹、金敬姫(キムギョンヒ)党軽工業部長の夫である張氏は、ロイヤル・ファミリーの一員として総書記の信任を得て、1995年に国内統制を主導する党組織指導部の第1副部長に抜てきされた。一時、左遷されたが、06年に復帰。最近、再び盛んに行われるようになった総書記の国内視察にもたびたび同行し、その頻度が急増している点が注目を集めている。(読売)
<金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の長男、金正男(キム・ジョンナム)氏が北朝鮮のミサイル発射について、国際社会の反応に深い関心を示した。
日本のTBSは、8日「マカオの某ホテルで7日、金正男氏が初めてJNNの単独取材に応じた」と報じた。運動着姿の金正男氏は流暢(りゅうちょう)な英語で「“打ち上げ”について私は情報を持っていない。ただ、国際社会の反応を注意深く見守っている」と話した。
同氏は「今回のミサイル発射が国連安保理決議に違反するものではないか」という質問に「各国間で、北朝鮮に対する緊張がさらに増すことをとても心配している」と答えた。後継者問題に触れると「もし私が後継者だとしたら、私とマカオで会うことはないだろう。私はただの自由人だ」とし、北朝鮮で「政治的な立場にはない」と明らかにした。 (中央日報)>
杜父魚ブログの全記事・索引リスト
3163 やはり後継の焦点は金正男氏 古沢襄
未分類
コメント