横須賀を母港とする米空母ジョージ・ワシントンが21日に韓国の釜山港へ入港する。数カ月にわたって行われる米韓合同軍事演習の中心的役割を担っていると韓国の朝鮮日報が伝えている。中国はこの米韓合同軍事演習に神経を尖らせている。17日から18日にかけて黄海で初めての戦時緊急海上輸送訓練を実施した
日本は蚊帳の外。米国は日本よりも韓国を頼りにする気配を露骨に示している。
<米空母ジョージ・ワシントンが、韓米2プラス2会談(外交・国防長官会談)に合わせ、21日に釜山港へ入港する。
米国国防総省のジェフ・モレル報道官は19日、ロバート・ゲーツ国防長官を乗せソウルに向かう国防長官専用機の機内で、空母ジョージ・ワシントンが21日から25日まで、釜山に滞在すると発表した。モレル報道官は、「ジョージ・ワシントンのほかにも、駆逐艦マッキャンベルなど軍艦3隻が、同時期に釜山と鎮海をそれぞれ訪問する」と語った。
空母ジョージ・ワシントンが釜山を訪問するのは、2008年10以来のこと。排水量9万7000米トンのジョージ・ワシントンは、釜山港への寄港中、要人らを艦内に招き、各種のイベントを行う計画だ。
モレル報道官は、「同空母の釜山訪問は、堅固な同盟関係を示す極めて明白な象徴。釜山港訪問を手始めに、今度数カ月にわたって行われる訓練に参加する」と語った。これは、今後実施される一連の韓米合同軍事演習で、空母ジョージ・ワシントンが中心的役割を果たすという意味だ。
一方中国は、今月17-18日に西海(黄海)で初めて戦時緊急海上輸送訓練を実施した。中国国営の新華通信は19日、国家交通戦備弁公室と人民解放軍総後勤部軍事交通運輸部が、山東省煙台付近の海域で、緊急海上輸送を確保する総合訓練を二日間にわたって実施した、と報じた。
空母ジョージ・ワシントンは、釜山港入港後、韓米合同軍事演習の開始と同時に東海(日本海)に移動するものと思われる。釜山港に寄港する間、300人余りの乗組員が児童養護施設を訪問したり、また付近の学校を修理するなど、ボランティア活動も行う。
モレル報道官は、空母ジョージ・ワシントンが参加する意味を強調するため、「米国の国防長官、国務長官と共にジョージ・ワシントンも2プラス2会談に参加する」と例えた。モレル報道官はこの日、韓米合同軍事演習が実施される具体的な時期やその規模は、依然として協議中だとし、今月21日に開催される2プラス2会談で最終的なアウトラインが出るだろうと示唆した。
一方、中国側の海上輸送訓練に参加した済南軍区所属の部隊や交通運輸部救撈局などは、訓練初日の17日、黄海海上で、中国の輸送船団が敵の攻撃を受けたという想定の下、救助機4機・救助船4隻などを動員した支援・救助訓練を実施した。続いて18日には、「交戦2010」という名称の訓練を実施。煙台の埠頭(ふとう)から、戦車をぎっしり積んだ列車が浮き桟橋型の線路を用い、海上の輸送船に戦車を積み込む訓練を行った。新華通信は、浮き桟橋型の線路を利用した装備輸送訓練は、中国軍史上初めてだと報じた。
今回の訓練は、西海での韓米合同軍事演習に強く反対してきた中国政府と軍が、韓米合同軍事演習を念頭に置いて実施した対処訓練だとみられる。(朝鮮日報)>
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5946 米空母ジョージ・ワシントンが釜山に入港へ 古沢襄
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