6826 ウィキリークに秘められた、意外な「機密」とは 宮崎正弘

某首相はウナギが嫌い、というのがトップシークレットだった日本と変わりない。世界的な問題となっている「ウィキリーク」中国語の当て字は「維基解密」)。次期皇帝習近平に関する「秘密」も飛び出した。
米国外交文書の機密扱いのファイルにはいっていたのは、2007年3月19日に行われた習近平と在北京米国大使クラーク・ランディとの会話。当時、習は浙江省書記としてめきめき頭角を現していた時期である。
大使は浙江省経済などを尋ねたりした。そのあと、習近平は「わたしはアメリカ映画が好きです」と言い出した。すかさず大使が「どんな映画を見ましたか?」と質問すると、「ハリウッド映画で『THE DEPARTED』(中国語映画名は「神鬼無間」)です」と答えたそうな。
映画通に聞くと「ディパーティッド」はアカデミー賞受賞作。日本題名もそのまま「ディパーティッド」。マーティンスコセージ監督。
そこで第二次世界大戦のことに話題が及んだ後、習はまずいと思ったのか、付け加えて『最近は中国映画も良くなった』として、CURSE OF THE GOLDEN FLOWER(中国の映画名は「満城尽帯黄金甲)をあげた。
このコースオブは日本題名『王妃の紋章』、中国の有名な監督・張芸謀(チャン・イーモウ)が監督で原作は曹禺の代表作『雷雨』の由。
それにしても中国の指導者って、映画をみる時間はあるようで・・・。で、「ウィキリーク」の漏洩している『機密』って、みんなこの程度なんですかね?
日本の某大使館であるとき、やってくる日本の首相に関しての機密文書があった。そっとあけると、そこには「某首相はウナギが嫌い」というのがトップシークレットだった。 ウィキリークに盛られた機密の幾つかは、日本の程度と変わりないようです。
杜父魚文庫

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