10083 民主党も選挙モード全開に   古沢襄

民主党は選挙モード全開に入った。13日の全国幹事長会議で高木義明選対委員長は、次期衆院選に向け、消費増税法案で造反し、除籍(除名)された議員の選挙区に原則として対立候補を擁立するよう指示した。
野党は年内選挙は必至とみて選挙の準備に入っている。民主党にとって問題となるのは、今回の騒動で民主党から離党・除名となった衆院議員のうち、小選挙区の議員42人(比例で復活当選を含む)の選挙区の対応策である。
42選挙区を放置したまま総選挙に臨めば、当該選挙区の民主党支持者は受け皿を失う。さりとて積極的に小沢新党の候補者を制する”刺客”を、この土壇場で擁立するには手駒がない。放っておいても小沢新党の候補者は野党の自民党候補者に大部分は劣勢という情勢分析もある。
しかし300小選挙区のうち40選挙区で民主党候補を立てない空白区を作れば、比例代表区で不利を招きかねない。高木選対委員長は「今後の国会運営や政治状況、高度な政治判断を踏まえ、県連と党本部が連携して対立候補を検討する」とした。
野田首相のお膝元・千葉民主党県連は「実際は難しい」と苦しい胸のうちを明かしている。
<民主党県連の田中信行幹事長は13日、新党「国民の生活が第一」結党に加わった岡島一正氏(3区)ら衆院議員3人への次期衆院選での対立候補擁立について、「実際は難しい」と述べ、慎重に検討する考えを示した。同日の県連総支部長・幹事会合同会議後、記者団の質問に答えた。
党本部は原則として対立候補を擁立する方針だが、田中氏は「党本部が落下傘で降ろせばそれなりに戦うが、地元から生え抜きの勝てる人間を擁立するのは大変だ」と語った。
県内13選挙区のうち、今回空白となったのは2、3、11区。新党きづなを結成した内山晃氏らの7、12区も空白のままで、野田首相の地元の本県で約半分の選挙区の候補予定者がいない状況になっている。
また、県連は13日、大川忠夫県議、山岡勲・千葉市議と習志野市議2人が提出した離党届を受理した。大川氏は新党「国民の生活が第一」に入党する方針だ。(読売)>
■千葉選挙区の予想候補者
千葉二区=○小林鷹之(自民・新)中田敏博(みんなの党・新)黒田雄(新党・現)
千葉三区=○松野博一(自民・現・比例復活)岡島一正(新党・現)
千葉七区=○斉藤健(自民・現)石塚貞通(みんなの党・新)内山晃(きづな・現)
千葉十一区=◎森英介(自民・現)久我司(幸福実現・新)金子健一(新党・現・比例復活)
千葉十二区=◎浜田靖一(自民・現)中後淳(きづな・現・比例復活)
杜父魚文庫

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