10132 国際的センスと浪花節が同居した政治家  宮崎正弘

脱税、節税目的あるいは政治目的か。金持ちの財産のタックスヘブン移転。世界すべての不正蓄財資金はおよそ32兆ドルとマッキンゼーが見積もる。
1970年から2010年までに世界139ヶ国の大金持ちが海外に不正に蓄財している金額は7兆3000億ドルから9兆3000億ドルからのあいだと見積もられた。
これらの不正蓄財は、主として脱税目的の海外預金で、HSBC,クレディスイス、シティ、UBS,バンカメなどが介在しているとされる。
マッキンゼーの「税公正ネットワーク」調査班(責任者=ジェイムズ・ヘンリー主任エコノミスト)が最近しらべた結果を、「世界のタックスヘブンの預金額はおよそ32兆ドル(邦貨換算2500兆円内外)。このため徴税するべきだった金額は2800億ドルにのぼるだろう」と発表した(数字はいずれもアルジャジーラ、7月22日)。
      
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(読者の声)石川県の読者です。ですから宮崎さんが「北国新聞」に時折書かれるコラム「北風抄」も、毎回拝読しております。宮崎さんが金沢に講演にこられると新聞に掲載されるので、嗚呼、直接聞きたかったなぁと思うこともあります。
さて、政界の重鎮で石川県選出、森喜朗・元首相が次期総選挙には出馬なさらず、政界引退を表明されました。宮崎さんは、たしか金沢二水高校から早稲田と、森さんの直接の後輩にあたりますが、感想をお聞かせ願えれば幸いです。(HB生、石川県)
(宮崎正弘のコメント)とくに感想はありませんが、当選二回のころ、インタビューへ伺って単行本『青嵐会』の一部に挿入しました。まだ文部大臣になられる前でした。早稲田出身の政治家としては、国際センスがあったという意味と浪花節が通じたという文脈で小渕恵三さんと並ぶ評価です。海部さんは問題外。
『正論』8月1日発売の次号は「誰が次の総理にふさわしいか」の特集です。ちなみに小生は稲田朋美さんをあげておきました。
杜父魚文庫

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