15688 ロシア、米議員・高官9人の渡航禁止発表   古澤襄

■米ロが制裁合戦の様相
<[モスクワ 20日 ロイター]ロシア外務相は20日、9人の米議員やホワイトハウス高官に対し、渡航禁止とする制裁措置を発表した。オバマ米大統領はこの日、クリミア編入をめぐりロシアに対し追加制裁を発表しており、制裁合戦の様相を呈してきた。
ロシアの制裁の対象となったのは、民主党のリード上院院内総務と共和党のベイナー下院議長のほか、ジョン・マケイン議員、ロバート・メネンデス議員、マリー・ランドリュー議員、ダン・コーツ議員ら。
このほかホワイトハウス関係者では、大統領補佐官のダン・ファイファー氏、国家安全保障担当補佐官のベン・ローズ氏とキャロライン・アトキンソン氏の合計3人が対象となった。

ロシア外務省は、「これまでも繰り返し、制裁措置はもろ刃の剣のようなもので、ブーメランのように米国に跳ね返ってくると警告してきた」とし、「すべての敵対的な攻勢に対し、適切に対応する」との立場を示した。(ロイター)>
■ロシアが対米制裁を検討、イラン核協議と絡める可能性も
<[モスクワ 19日 ロイター]ロシアのリャブコフ外務次官は19日、米政府がクリミア情勢を受けて導入した対ロシア制裁と同様の制裁を米国に科す可能性があると発言、米国が緊張をエスカレートさせれば、追加措置も検討すると述べた。
インタファクス通信が伝えた。
米国と欧州連合(EU)は17日、クリミアへの軍事介入に関与したとされるロシアやウクライナの政府高官に対する制裁を発表している。
リャブコフ次官は「さまざまな対抗措置を検討している。米国の政治に影響を及ぼす米当局者──必ずしも政権関係者である必要はない──を対象とした同じような措置になる可能性もあるし、別の形となる可能性もある」と述べた。
詳細は明らかにしなかったが、同次官は対米制裁を、米英ロなど6カ国とイランとの核協議に絡める可能性も示唆。核協議が失敗に終われば、対イラン政策で弱腰と批判されているオバマ政権が打撃を受ける可能性がある。
イランと6カ国は19日、核問題を協議したが、合意には至らなかったもようで、4月7─9日の協議再開を決めた。リャブコフ外務次官は、この協議に出席していた。(ロイター)
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