■3副長官も続投
安倍晋三首相は9日、長崎市内で記者会見し、9月第1週に断行する内閣改造で菅義偉官房長官を留任させる意向を表明した。加藤勝信、世耕弘成、杉田和博の3官房副長官と5人の首相補佐官についても続投させる考えを明らかにした。内閣の要となる官房長官をはじめ首相官邸の布陣を維持することで、首相は官邸主導の政権運営を継続する構えだ。
首相は会見で「官邸の要になっている菅官房長官には、安定的に政策を進めていくためにも、引き続きこの職にとどまってもらいたい」と述べた。
菅氏は与党幹部や官僚との太いパイプを生かし、政権の政策調整と危機管理を一身に背負ってきた。長期政権を目指す首相としては、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題や消費税率再引き上げなど、内閣の最重要課題で菅氏の手腕が引き続き必要と判断した。次期衆院選の時期など解散戦略でも菅氏の力量に期待しているとみられる。
菅氏留任が固まったことで、内閣改造と併せて行われる自民党役員人事で石破茂幹事長の処遇が最大の焦点となる。首相は7月下旬の石破氏との会談で、新設する安全保障法制担当相への就任を打診しているが、石破氏は慎重姿勢を示している。首相と石破氏は夏休み明けの8月下旬にも再会談する方向だ。
石破氏が受諾した場合、後任の幹事長について自民党内では、麻生太郎副総理兼財務相や岸田文雄外相、河村建夫自民党選対委員長の名が取り沙汰されている。(時事・米ウォール・ストリート・ジャーナル)
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16832 菅官房長官留任へ―安倍首相表明 古澤襄
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